見出し画像

【佐藤輝明】前半戦ベストホームランランキング5選


佐藤輝明とは

オープン戦からあらゆる長嶋茂雄や王貞治の記録を掘り返し、前半戦だけで20本塁打を放ち、球団ホームラン新人記録の田淵(22本)どころか日本記録(31本)を塗り替えるであろう化け物である。

何度も言うが大卒で新人のしかも早生まれでこの数字は圧巻であり、その打撃練習には柳田選手(SB)や山賊軍団が観察し、驚嘆を隠せないほどのまさに「怪物」と呼ぶに相応しい選手だ。正直一番びっくりしているのは阪神ファンなのだが。

そこで、佐藤輝明の全打席を見た私が選ぶ印象的だったホームランを、ランキング形式で発表しようと思う。

第五位:モノノフ対決、田中将大のインスラ

佐藤はモノノフからよくホームランを打っているが、中でも技術的に素晴らしいと思ったのがこのホームランである。

田中将大投手は、試合後自身のYoutubeチャンネルで「失投ではなかった、上手く打たれた」と佐藤の技術を讃えるような発言をしていた。

去年までヤンキースでバリバリローテーションを守っていたメジャーリーガーから結果を出し、認められる。ルーキーにとってこれほど名誉なことがあるだろうか。

第四位:オールスター、親族へのホームラン

オールスターで新人初の全球団中最多得票を獲得し、満を持して参戦した佐藤輝明。

私はセ・リーグで最初にホームランを打つのは佐藤選手だと思っていたが菊池選手(広島)に奪われてしまったため、観戦に来ていた仙台に住む祖父母への二戦目第一号でしょうがなくオールスターゲーム敢闘選手賞を獲得した。

話は逸れるが田中将大から打った日も祖父母が観戦に来ていたらしい。孝行息子である。

第三位:森下粉砕弾

何度このベビーフェイスに泣かされてきただろうか。オリンピックでもアメリカ打線を完全に封じ込め金メダルに貢献した好投手、森下。

そんなエースにノーツーと追い込まれた時、味方も含めほぼ全ての人間が諦めていただろう。ただ本人を除いて。

三球目に投じられた代名詞とも呼べるカーブを、甲子園の右中間スタンドへ。そしてこれが佐藤輝明が甲子園で放った記念すべき最初のホームランとなった。

第二位:ハマスタ場外弾

「横浜スタジアムは佐藤輝明には小さすぎた」

鳩サブレーはラッキーである、これ以上の宣伝効果はないし、これからもファンを含め何度も同じ光景を目にすることになるだろう。

このホームランの後、鳩サブレーの製造元の豊島屋は、佐藤輝明に敬意を表し、サブレーを贈呈し、横浜スタジアムで佐藤が打席に入る際には、球場外の通行人に対して場外弾の警告アナウンスが行われることとなった。

数年後多くの野球ファンは似たようなことを言うだろう。「日本は佐藤にとって小さすぎた」

第一位:新人一試合三本新記録勝ち越し3ラン

画像1

9回、同点に追いついてからのギャレットから本日三本目となる確信弾

この美しさに惚れないファンはいないだろう。

この活躍もあり、佐藤輝明は月間MVPと交流戦本塁打・打点の新人最多記録を獲得した。


あとがき

多くの球団関係者が言うように、佐藤輝明は存在するだけで客を呼べる本物のスターであることは間違いない。今のタイガースファンは1年目から佐藤を見ることができる喜びを噛み締めながら、彼を信じただひたすら応援してほしい。

おそらく、日本にいる時間はそう長くはないのだから。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?