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想像すると・・・アンデルセンの物語『赤いくつ』

今回キクボンの無料朗読で、ご紹介したいのは、ハンス・クリスチャン・アンデルセン(翻訳:楠山正雄 朗読:箸本のぞみ)の『赤いくつ』です。

この作品は創作童話として絵本などになっている超有名作品ですがアンデルセンの原作を読んだことがある方はもしかしたら少ないかもしれません。この物語、主人公のカレンのことを思うと胸が締め付けられます。

アンデルセンさん。。あのあのこの・・・・・頼むっ!
ネタバレになるから書けないのですが、神様、ちょっと厳しいかも。と思ってしまいます。何せ赤いくつ履いてるのは、身寄りのない女の子なんですから。

やめてあげてよー!とついつい心の中でつぶやいてしまうのですが、登場する人物がどのような人物であるとか、何者なのか?など自分の中で想像を膨らましていくと色々と思う所があります。しかも、ちょっと怖いかもです。
是非、皆様にオーディオブックのキクボン!にて、聞いて頂きたい。

この物語を声優の箸本のぞみさんが見事に演じ分けて下さっています。もし宜しければオーディオブックのキクボンにてお聞きくださいね。(無料です)

『赤いくつ』作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン 翻訳:楠山正雄 朗読:箸本のぞみ 総朗読時間:26分0秒
【物語の導入】ハンス・クリスチャン・アンデルセンによる創作童話。あるところに、ちいさい女の子がいました。その子はとてもきれいなかわいらしい子でしたけれども、貧乏だったので、夏のうちははだしであるかなければならず、冬はあつぼったい木のくつをはきました。ですから、その女の子のかわいらしい足の甲は、すっかり赤くなって、いかにもいじらしく見えました。村のなかほどに、年よりのくつ屋のおかみさんが住んでいました。そのおかみさんはせっせと赤いらしゃの古切れをぬって、ちいさなくつを、一足こしらえてくれていました。このくつはずいぶんかっこうのわるいものでしたが、心のこもった品で、その女の子にやることになっていました。その女の子の名はカレンといいました。――と

創業15周年を迎えましたので一区切りという事で昔語りをさせて頂きます。宜しければご覧くださいね。