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【Gemini nano編①】こいつ、動くぞ!ーGoogleサイトで作るグループウェア(149)ー

🙇🏻いつも、Googleサイトで作るグループウェアを見ていただき、ありがとうございます!


この記事を読んで欲しい方

企業DXや校務DXの進め方に悩んでいる方
クラウドアプリの導入に悩んでいる方
自分だけのGoogleサイトを作ってみたい方

①Gemini nanoとは

 以前の投稿にもありましたが、Gemini nanoとは、Chrome内で動くエッジAIです。
 エッジAIとは、簡単に言うとネットにつながっていなくても動く小型のAIです。
 Google今後ChromeにエッジAIを内蔵しようと考えているようで、何に使うつもりなのでしょうか?

②先達の功績

 noteの中には、なかなかすごい人たちがいるのですが、以下はGemini nanoの動かし方を紹介した記事です。(6/28現在)

 【注意】Gemini nanoが動かせるのは、現在のところChrome CanaryのVer128以上です。(バージョン: 128.0.6562.0(Official Build)canary (arm64)で動きました
 以降の内容は、Chrome Canary ver128以降で動かしてください。

③Chrome拡張機能が出た!

  早速。Gemini nanoを動かすためのChrome拡張機能が出ていました。

Chrome AI 拡張機能

 拡張機能をインストールします。(Chrome Canary ver128以上でないとインストールすらできませんので注意)
 拡張機能をインストール後、ピン留めして、アイコンをクリックすると、右サイドパネルにGemini nanoが出てきます。(【注意】Gemini nanoはネットワークに繋がってなくても動作します。)

 起動
すると、設定の変更が2つコンポーネントのダウンロードを1つ行う必要があるとダイアログが出てきますので、設定後にOKを押します。(詳しいやりかたは、先達の投稿も参考にしてください。)

gemini nanoを動かす設定

 機能としては、チャットタブ翻訳タブに分かれています。

Gemini nano起動

④動かしてみる

 チャットタブを動かしてみます。
 まあ、実際Claude 3.5 Sonnetを知ってしまった今では、あまり頭が良いAIとは思えませんが、そもそもクラウドで動いていない(Chrome内で動いている)ので、そのメリットを考えてあげる必要があります。

チャット
絵も作れるらしい・・・

 翻訳タブは、日本語で動かすと韓国語になったりして不安定です。多分、プロンプトの作り方がまずいと思われます。(作者は韓国人?)

翻訳はダメダメでした

⑤おわりに

 いかがでしたでしょうか?
 以外に簡単に動かせましたが、精度はよくありませんし、ハルシネーションも出まくります。
 今後、Gemini nanoを使ってChrome拡張機能を作る方は、ソースをダウンロードして研究すると良いと思います。(やり方は以下の投稿に)

 さて、精度は別にして、せっかくGemini nano が動いたので、次回は先達に習ってGoogleサイトに埋め込むプログラムをClaude 3.5 Sonnet Artifactsで作成し、Googleサイト上で動かしてみたいと思います。
 こう、ご期待!

まだまだnanoなの


 
 

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