見出し画像

GeminiAdvance vs ChartGPT4o 有料版対決!ーGoogleサイトで作るグループウェア(119)ー

🙇🏻いつも、Googleサイトで作るグループウェアを見ていただき、ありがとうございます!


この記事を読んで欲しい方

企業DXや校務DXの進め方に悩んでいる方
クラウドアプリの導入に悩んでいる方
自分だけのGoogleサイトを作ってみたい方

①AIはどこまで学校の教材に解答できるのか

みなさんこんにちは5月から怒涛のAI進化合戦が始まりましたが、なかなか凄い進化を遂げてきています。

 さて、私が教えている学校では、ITの教材KhanAcademyを取り入れているのですが、その中に、練習問題やクイズ、ユニットテストがあります。
 以下は、コースの例です(日本語に訳して表示されています)

コースの例

 これの、ユニット修了のテスト(単体テストの部分)Gemini Advance(有料版月2900円)とChartGPT4o(有料版Plus月20ドル)にやらせてみました。

②結果

Gemini Advanceは残念ながら、カメラから問題の画像を取り込んで、問題を解くことがうまく出来ませんでした。そこで内容をコピペしてプロンプトに渡すと、うまく読み込めましたが、正答率は70%程度でした。(コピペでは画像での出題は取り込めない)

ChatGPT4oは、カメラから問題の画像を取り込むと、すぐに分析が始まり解答しました驚くことに、正答率は95%以上で、解説もしてくれました。

Gemini Advance長文の読解や要約が得意なので、どちらかと言うと文系の脳で、ChatGPT4o理系の脳なのかもしれません。

 また、別途検証しているのですが、ChatGPT4oはGPT4よりプログラムが上手くできるようになっていました。
 なお、Gemini Advanceはプログラムは相変わらずダメダメです。

理系脳?のChatGPT4oと文系脳?GeminiAdvance

③おわりに

スマホで写真を取って、問題を解くという手軽さは、学校現場を想定した場合、テスト問題の解答に関して言うと、ChatGPT4oは非常に危険なものになりそうです。
 また、自宅学習(宿題)に至っては、ほとんどこの2つのAIを使ってできることになります。

 現在、ChatGPT4oもGemini Advanceも、利用者は13歳以上の制限があり、また、7月に出てくるGeminiの学校チューター版では、18歳以上の制限があります。

今後は、教育のどの場面でAIを使わせ、どの場面では使わせないかという、切り替えが必要になってくると思われます。

AIを使わせる場面は?





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?