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ClaudeAIを補助教員として使う!ーGoogleサイトで作るグループウェア(177)ー

🙇🏻いつも、Googleサイトで作るグループウェアを見ていただき、ありがとうございます!

この記事を読んで欲しい方

企業DXや学校DXの進め方に悩んでいる方
クラウドアプリの導入に悩んでいる方
自分だけのGoogleサイトを作ってみたい方

①実際に授業にAIを取り入れてみた

みなさんこんにちは。
 Claude使っていますか?
 今回は、Claudeを授業に取り入れたお話(ユースケース)です。

 まず、私の授業では、プログラミング言語の教材としてSololearnを利用しています。
無料で利用可能で、内容も充実しており、教科書も不要なので、とても助かっています。(基本英語の教材ですが、日本語や他の言語にChromeの機能やDeepLで変換できます。専門用語も問題ありません。)

 実は、半年ほど前に内容が刷新され、以前よりも内容が充実してきた反面、かなり難解なプログラミングを要求されるようになってきました。
 特に、課題が出され実際にプログラムを作るのですが、課題の英語の指示のニュアンスが分かりづらく、完成までに四苦八苦する状況に陥っていました。(プログラミング知識より、アバウトな指示内容が問題で、教師がなんとか作れる状況)
 また、完成したプログラムのコードは、一旦課題をクリアしてしまうと見れなくなる仕様に変更されたため、クリアした人が自分の正解プログラムをコピペしてばらまくこともできませんし、ヒントをもらおうとすると、有料版に移行しろと出てきます。
 そこで、無料版のClaudeAIを、補助教員として使うことを思いつきました。

②無料版Claudeはいちどに6回使える

無料版のClaudeは、機能としては有料版と同じです。ただしいちどに6回までしか使えず、数時間後にふたたび使えるようになるという仕組みです。
 これを逆手に取って「授業中にClaudeAIを使っていいですが、6回しか使えません。本当に難しくて理解できない部分にだけ使ってください」ということにしました。(切り札的な使い方です)
 つまり、AIはどうしても必要なときだけ使い、何でもかんでもAIに解答させるような、お気楽な利用はさせないという考え方です。
 実際やらせてみると、問題の解説もしてくれるし、解答への道筋も示してくれます。解説内容が読みこなせないと解答へたどり着けません。

無料版Claude

Sololearnの問題コピー&ペーストスクリーンショットどちらでも取り込むことができます。

問題をコピペして解かせた例
 問題をスクリーンショットで画像で取り込んで解かせた例

③おわりに

6回の制限のおかげで、学生はAIを多用することなく、どうしてもできない問題にのみ利用する事ができました。(しかも、無料なのです)

 AIの教育への導入
は、色々と物議を醸し出していますし、導入に躊躇する教師の顔が思い浮かびますが、制限があり、無料だからこそ、使える道もあるのではないでしょうか?
 GoogleやAnthropic社
、また生成AIを使って教育に活用しようと考えている新興企業は、このように、利用回数の制限があるからこそ、教育で使うやり方もあるという事知ってほしいとおもいます。
 以上のように、AIの使い方の学び(使わせ方の学び)こそが、真のAI教育への道なのではないでしょうか?


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