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【平均給与上昇しているけど、実生活はどうなの?】 その② 一番稼いで満足している年代は…

前回、知人と年収の不満の会話から
過去からの年収の推移を調べてみました。


今回は、年齢別の年収を調べてみました。


なぜかというと、知人だけの話だけではなく
他の人が年収にどの程度満足しているのか
疑問を感じて知りたくなりました。。


今度は、年齢からみたらどうなのかを

年齢別の平均年収の推移を調べました。

「国税庁 令和元年分 民間給与実態統計調査」より

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男性と平均は59歳までほぼ右肩上がりになっている。
女性は25歳から50歳くらいまで横ばいになっている。
(諸事情あると思うがここでは割愛する)


平均値では定年退職が始まる前の50代で頭打ちとなり横ばい。
平均値でも年収の上昇は確実なものになっている。

ただ、年収だけでは満足度は分からない。

内閣府のの世論調査をデータから抜粋して

年齢別の満足度はどうなのかを見てみる。

【内閣府の世論調査の国民生活に関する世論調査(令和元年6月調査)】
・現在の生活の各面での満足度 ー所得・収入ー

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20~29歳は
「満足」「まあ満」足合わせて58.4%ある

そこから少しずつ落ちていく。

年を重ねるごとに満足度は下がっていく。

60~69歳だと
「満足」「まあ満」足合わせて40.9%に下がっている。


特に「満足」単体では

20~29歳は11.8%から
60~69歳で6.1%と約半分に減少している。


収入に満足している人


個人的な感想、不満を感じている人は思っていたより少なかった。

全年代通して「満足」「まあ満」合わせて
45%以上あり思っていたより多い印象を受ける。

ただ単に、私の周りには不満の方が大きい人が多かっただけのようだ。

「年齢階層別の平均給与」の
60歳までは年間給与は上昇なのに

「現在の生活の各面での満足度 ー所得・収入ー」は
逆に満足度が下がっている。

「年齢階層別の平均給与」と
「現在の生活の各面での満足度 ー所得・収入ー」の
「満足」「まあ満」の合計をのせてグラフを合わせてみました。

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現実は、収入が上がっても簡単に満足度は上がらないようです。

年齢が上がるにつれて年収は上昇しているが

20代の「満足度」は58.4%から

60代の「満足度」は47.0%まで下がり続けています。

特に収入が多い40代から60代が急に下がっています。

年を取るにつれて、

・責任が重くなる

・先の見通しがついたのか

・頑張っても評価につながらない

等々理由は様々あると思う。


自分一人では覆しにくい現実を確かに感じます。


なぜ、満足できない40~60までの人が多いのか?


・欲しいものが買えないのか?

・将来の不安からそうなるのか?

・給与が働きに見合っていないのか?

・お金を使わなければいけないものが多いのか?


がんばって仕事をして収入が上がる人が多いのに
その人たちが満足できない人が多くなる現実。

満足度は収入が上がっても必ずしも上がらない人が多いことを感じました。


今回、自分で実際にデータを集めて調べて見てみるて
色々考えさせられる結果になりました。


周囲の近い人を通して見ていたことで
世間もそうなのかと、思い込むようになっていた。


実際に調べてみると世間とはズレがあり
それだけででは判断は安易なことに気付かされました。


※自戒を込めて※

☑不満を言う

☑幸せを感じない

☑そして諦めている大人

こんな大人を
10代20代の時の人達が見たらどう思うか、想像がつくと思います。

そんな大人に私はなりたくないし
なりたくない方がほとんどだと思います。

まずは、私自身が

「諦めない大人になる!」ことで

満足度を高めることで
周りに良い影響を与えられる大人になりたいですね。


ここまで読んでいただきありがとうございました。

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