コロナウィルスで影響が出にくい・出る業界・会社・事業内容まとめ

2020年4月6日 09:13

コロナウィルスで影響が出ている業界と影響が出ていない・出にくい業界があります。株式市場を見ているとわかりやすいですが、影響が出ている・出ていない企業・業界・事業内容・サービスについてまとめています。

コロナ影響があまり出ていない・プラスになっている業界

ゲーム業界は「家中系」と呼ばれる業界の中に含まれており、かなり伸びています。特にスマホゲーム・オンラインゲーム・健康系のゲーム（リングフィットアドベンチャー）などが人気で、外出ができずに消費が進まないのでゲームへと流れているようです。

東京のロックダウン・緊急事態宣言など騒がれていたり、外出自粛でなかなか外に出られない中、食料品をネットで購入、リモートワークでの仕事が求められる中で机や椅子など自宅で仕事ができるように環境を整える人が増えています。

外出自粛でこれまでニトリやIKEA、そのほかの家具・インテリア系のショップで購入していたようなものが全部ECサイトでの購入に流れています。楽天、amazon、ヤフーショッピングや、西友・セブンネットなどが提供する食料品の購入できるECサイトが主に利用されています。

医療業界でいうと今回の件でプラスになったのは医療機器メーカーです。マスクの不足で増産を決めたアイリスオーヤマ、そのほか多くの会社で医療機器の増産が進められています。医療機器メーカーは各病院に機器を納品することで収入をあげています。

逆に病院はクラスターと呼ばれる集団発祥の原因の元になる可能性があること、2020年3月現在東京では医療崩壊するかもしれない、言われるくらい大変な状況となっています。

日本は世界2位の医療機器市場を持つ

医療機器メーカー世界2位の市場規模だった日本。

・医療機器の国内市場規模は増加傾向
・2015年は2兆7千億円超、2017年約3兆円規模
・治療系医療機器の市場が大きく、伸び率も高い
・医療機器のグローバル市場規模は3,362億米ドル（2016年）
・2017年キャノン、テルモ、オリンパス売上高世界トップ20位以内

という市場になっており、今後も伸びていくことが予想されています。

出典：

学校が登校できない状態となっている中、スタディサプリなどの複数の教科・科目のあるアプリや、英会話サービスなど個別の教育系サービスが伸びています。

学校にいけないので先生に習うことができない、家庭教師も呼ぶことが難しいという現状の中、品質の高いアプリに頼っている親の方も多いのではないでしょうか。

Youtube、AbemaTV、Hulu、Netflix、Amazon Prime、フジテレビオンデマンド、U-NEXT、集英社の提供するジャンプ+、LINEの提供するLINEマンガなど動画・漫画コンテンツの閲覧時間もかなり伸びています。動画サービスを提供する会社は伸びます。

動画コンテンツを制作する会社も伸びる可能性はありますが、今後外出自粛・テレビ業界の撮影・制作自粛など進んでしまうとコンテンツを制作する会社もかなり厳しくなってしまうでしょう。

プラットフォームとして動画コンテンツを提供する会社は動画の調達はできなくなるものの、既存のユーザーが減ることはほぼないので売上自体は担保できます。

リモートワークが求められている中、通信環境を整えるために光回線やWiFiを利用する人が増えています。企業が従業員向けにネットワーク環境を整えるためのお金を支援したり、外出自粛しても仕事ができる環境を整えるための業界や商品は今後も伸びていくでしょう。

新卒採用はすでに内定取り消し、新卒採用がストップなど影響が出ている人材業界ですが、転職（中途採用）、派遣、バイトなど多岐にわたって影響が出ています。リーマンショックの時も数年にわたって影響が出ていましたが、今回も同じようなマイナスの影響が出ることが想定されています。

飲食業界は外出自粛でかなりの打撃を受けています。2020年3月の安倍総理の会見では7-8割の売上が減少した店舗も多いとのこと。それでも潰れないように営業しなければいけない飲食業界は非常に厳しい状況となっております。

旅行・ホテル業界も外出自粛なので大打撃を受けており、東京の外資系高級ホテルでも1日の宿泊料金が同じ部屋でも3分の1程度の値段になるなど多くのホテルで値崩れが起きてしまっています。また、すでに旅館の倒産ニュースもあり、大変な状況になっています。

コロナウィルスは全世界で発生しているためにあらゆる産業に影響を及ぼしています。今回プラスに働いているEC業界でも輸送・配送の事業者の営業が止まってしまえばEC事業者はもの販売しても人に届かない状態となってしまって打撃を受けることになります。

現状営業している事業者でも影響がある可能性があるのでまた変わりしたい今回の記事を追記していきます。就職活動・転職を考える際には業界や会社を考えていくことをお勧めします。

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