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遊具の安全規格について

おはようございます。今日も良い一日になりますことを願っております。

当社が考える遊具の安全規格についてお伝えできればと存じます。

遊具の安全規格は、遊具で起こる重症な傷害事故を極力減らすことを意図しており、遊具や遊びによる子どもの怪我・障害を完全になくすものではありません。将来的に障害が残ったり、致死に至らしめるような重症度の高い怪我・傷害などを未然に防ぎ、軽度な怪我・傷害に留めることを目的して作成されております。

当社が啓発を受ける欧州遊具安全規格EN-1176-1:2017のまえがき(Introduction:6頁目)の中で、

『子どもたちの遊びの特性と子どもたちが発達において遊び場での遊びから恩恵を得る手段に関しては(怪我をするリスクが伴うこともあり)、子どもたちはリスクに対処することを学ぶ必要があります。これはこぶや捻挫、時には手足の骨折につながることもあり得ます。この規格の目的はまず、第一に身体に障害が残るまたは命を落とす結果を伴う事故を防止することです。第二に、子どもたちが社会的に、知的に、または身体的に自身の能力レベルを伸ばすことを追求する際には必然的に起こる偶の不慮の事故を原因とする深刻な結果を軽減させることです。』

と記述されていると解釈しております。