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  • 写真と人とインタビュー

    無名人インタビューさんに隔週で継続してインタビューを受ける企画記事です。 インタビューと共に写真を撮る私を、また第三者がインタビューする。言葉と思考の記録。

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作品制作ご協力者様募集について

自己紹介と制作コンセプト プロフィール / アーティストステートメント  私はもともと、精神的な不調があって、その自己救済のために写真をはじめました。撮った写真を客観的に見て自分に対する理解を深める行為が、当時に受けていたカウンセリングと類似するように感じていました。撮影を通して、それぞれに違った痛みを抱えながらも、今を生きている女性達に出逢っていくなかで、写真と彼女たちに救われた私がいます。優しい明るい写真ではありませんが、暗闇の中なかにいるまた別の誰かの痛みに隣で寄

    • 写真展あしたから

      今年参加したゼミのグループ展が明日から開催されます。それに伴って、本日設営&搬入をしてきました。 会場の目黒区美術館区民ギャラリーは天井が約3mと高いのですが、高さを生かした構成ができたのではないかなと思います。 例年は、各ゼミごとにJam Photo Galleryで終了展を行うそうなのですが、今年は3ゼミ合同での展示。参加人数は36名にも上ります。 社会人ゼミのためか、参加者の年齢層も幅広く、ジャンルもそれぞれ多岐にわたっていて、あれも写真、これも写真。写真について

      • 製本しています 紙が硬すぎるのでまた探さなくては

        • 写真と人とインタビュー #8

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        作品制作ご協力者様募集について

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          <写真と人>インタビュー第7回公開

          <写真と人>インタビュー第7回公開

          写真と人 第6回が公開になりました

          写真と人 第6回が公開になりました

          写真と人 vol.5 公開 (by 無名人インタビュー)

          写真と人 vol.5 公開 (by 無名人インタビュー)

          無名人インタビューで企画が始まりました

          きっかけ 私が作品制作で、一般の方をモデルに写真を撮る際にインタビューをしていることに興味を持って頂き、お声かけ頂いたのが7月頃の話。”名前のまだないインタビュー”の第一号として、2023/8/2よりスタート。その後2週間ごとに30分のインタビューを受け、それを記事にして頂いています。 インタビューの方は、現在4回が終わり、明日は5回目のインタビューとなります。記事の方は現在、第3回までが公開されていますので、こちらでまとめてご紹介させていただきたいと思います。 名前のま

          無名人インタビューで企画が始まりました

          撮影日誌│2023 Febrary

          「遺影を撮ろうよ。」 なんて話をしていたわけでは全くない。 今年の2月、福岡から東京に来た彼女と小旅行に出掛けた。 この寒さの中、わたし達が目的地に選んだのは、海の近くの小さな民宿。さらには暴風注意報が出ていて、風が吹けば悲鳴が出るくらいには寒かった。 貸切の家族湯。 写真を撮るかどうかは分からないけど、一緒にカメラを持っていく。 身体と髪を洗って湯船に浸かる。 そうしているうちにやはり写真を撮りたくなる。 バスタオルを巻いて、脱衣所にカメラを取りに行く。 あたまを下

          撮影日誌│2023 Febrary

          撮る時にはなにも考えない、たくない。

          明日も撮影です。 撮影前日の夜は毎度ナイーブになっている。 写真を撮りに行くんだけどさ。 撮れるかもしれないし撮れないかもしれない。 何かが写るといいなとか、何か起こるといいなとか。ギャンブルか。 当日になって写真を撮り始めても、途中まではそんな気持ち。いろいろお互いに考えている間はだめなのかもしれない。 段々疲れて集中力が散漫になってきて思考の支配が薄れてくるとき。やっとそれくらいから人間の形にみえてくる。 的確な指示を出してテキパキと必要なカットを短時間で撮ってい

          撮る時にはなにも考えない、たくない。

          撮影日誌 2023 Jan

          身近な人間ではなく、SNSなどで出会った見知らぬ人々を撮影している。彼女もそのひとりだ。 11:00 待ち合わせの駅に来た女性は、近所へ買い物にでも行くようなラフなスタイルで現れ、目が合うとにっこりと微笑み手を振った。 私の前職と同じく医療従事者であることは、事前に送られてきた丁寧な自己紹介により知っていた。道すがらCOVID-19や病棟での話をする。こうして外で、外向きの会話をしていると、周りの人々同様に、日々を乗りこなしているように見える。だけど、こうして時間を共にす

          撮影日誌 2023 Jan

          撮影準備

          明日は撮影です。 活動再開して3回目。 明日は初めて会う人ではなく、会うのは2回目です。8年前に東京へ行った時に、いまと同じようにSNSで会って撮らせてもらいました。 こうして年月が経ち、また撮らせていただけるのは、とても幸せなことだと実感しながら準備をしています。 先日、古い二眼レフカメラを借りました。 天気が良さそうなので持ち出してみようと思います。ブローニーフィルムをはじめて自分で巻いてみました。上手く巻けているでしょうか。 フィルムはAmazonで2500円く

          日比谷OKUROJI ART/PHOTO FAIR

          2022年10月7日 本日より開催される日比谷OKUROKIアートフェアへ行ってきました。 お目当ては「ギャラリスト座談会:写真ギャラリー経営の実際」というトークイベント。 The Third Gallery Aya @ThirdGalleryAya POETIC SCAPE @POETIC_SCAPE KANA KAWANISHI GALLERY @kanakawanishi BLOOM GALLERY @bloomgallery PGI @PGI_jp

          日比谷OKUROJI ART/PHOTO FAIR

          本日の読書

          木下由貴さんの写真と宇平剛史さんの美しい装幀 フロイト論は私にとって重要な意味を持つのだけど部分的な違和感もある。そんなわけでついでに読んでみようと手にした本 私は女性性を持って女性を撮っている。その実践に対する覚悟とかそれが意味することについて語る言語を獲得していきたいな。

          本日の読書

          BEFORE/AFTER

          仕事を辞め、看護大学へ通っていたビフォー・コロナの世界線。福岡といえど筑豊という娯楽の少ない町で年の離れた同級生と過ごした4年間の唯一と言える楽しみは長期休暇の度に韓国へ行くことだった。最後に行ったのは2019年の12月。次は2020年の3月に予定していたけど、COVID-19の流行により卒業式は自粛、卒業旅行は実現しないまま、私たちは未知の脅威の中、医療現場へ放り出された。そしてカメラを取り出すことはもう無かった。 2年半ぶりに8月限定で無ビザ入国できるということで韓国へ