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78日間の戦い - 困りごとをゴキゲンに変えるゲストハウスの挑戦

わたしたちのクラウドファンディングが、昨日をもって終了しました。支援してくれた方々140人、お寄せいただいた支援金1,713,501円、目標金額100万円、ネクストゴール150万円を超え、無事に目指したところへ到達することができました。

これもひとえに、みなさまのおかげです。絶対に無理だ。途中であきらめそうになったときもありました。だけど、みんながいてくれたから、乗り越えて行くことができました。わたしたちは、これから、この託していただいた心を、かたちにしていきます。できると思っております。なぜなら、使命をともにする友人がいるからです。

友人たちの話を、少しさせてください。

たまたまあのとき、あの珈琲店で出会わなかったら、わたしたちの物語の可能性は、ここまで広がっただろうか。それから、若い仲間と鮮やかな才能が、ここに集うようになりました。ありがとね。

完全に巻き込んでしまったけど、そのことを後悔させないことが、わたしの義務なんだろう。そう思うと震えてしまうんだけど、今度こそ負けないようにがんばるよ。よろしくね。ありがとう。

橋本さんに連れられて、きみがここにやってきたとき、まさかこんなことになるなんてだれが予想しえただろう。でもだからこそ、未だ見ぬ世界を見に行ける気がする。大きな冒険をはじめよう。いつも、言葉をありがとう。

助けを求たら、すぐに駆けつけてくれてました。そして、「一緒にやりませんか?」なんて、急なお誘いにも応えてくれました。どんなときも、笑顔でいてくれて、頼りになってくれて、ありがとうございます。

こんな、冒険的なお誘いをしても良いのだろうかと思ったけど、そんな心配はありませんでした。想像を超えて、自由に、そしてカラフルに、どんどん先に進んでいく美しいふるまいを、未来を、見せてくれてありがとう。

そして…… なんか、もう言葉にする必要がないね。ここが、スタートライン。気を引き締めて、一歩また踏み出していこう。今回の件は、お疲れさまだったね。ありがとう。

ここ集った7人の戦友、そして、目的がありました。そのことを忘れなければ、この冒険を続けていける。そのことに、感謝しかありません。

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クラウドファンディングは、選挙のようだ。そんなことを感じるシーンが、幾度となくありました。いつも身のまわりにあるけど、ややもすると気づきにくい想いが点となって、目に見えない、一つひとつのつながりが、確かな線となって、そして、その線がランダムに引かれていくことで、その想いが面となって目的になっていく、一人じゃ到底できないものを、ありえないことを成し遂げていく力になる。

メールで届く支援の通知。お一人おひとりの応援メッセージが、沁み入りました。元気玉って、あるじゃないですか。選挙とクラウドファンディングでは、確かにそれを感じるんです。一つひとつの気持ちを託されて、自分が強くなる感覚。それは、「絶対にもう無理だと負けてしまいそうなこと」をあきらめないために。わたしたちの世界を救うために(それは、大きな世界とは限らない)、結集させていく力です。

この与えていただいた力を、正しく扱うために、8人がそれぞれの強みを生かして、また一歩前に、その先へと歩んでいきます。

その最初のお披露目になるのが、4月25日のグランドオープンです。この日は、「旅は世界を救う - 観光の終焉 / 余剰ストック / 異文化間葛藤 / イノベーションの消失に関する24時間」と題し、合宿型イベントを開催します。まだ、1人くらいはいけるのではないかと思っておりますので、もし興味をもっていただけたら、メールをお待ちしております。オープンプログラムも開催予定なので、詳細が固まりましたら、追ってお知らせいたします。

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この記事のイメージイラストは、街の灯台「喫茶ファロ」の店主(お姉さん)が描いてくれました。クラウドファンディング最終日、残り時間も3時間を切ったときに、サプライズで持ってきてくださったのです。「クロノトリガーのような仕事がしたい」とかぼやいたりするほど、ゲームっ子が多いうちのメンバーは、感極まって「泣きそう…」と言い出す者もいました。

わたしもその一人なんですが、一方、おもしろいなあと思ったのが、会長(櫛引くんがビンゴでもらったぬいぐるみ)が先陣を切っているんですね。おもしろいということは、またもや、共時性を感じてしまったわけです。つまり、物語がはじまる予感です。一つの物語(クラウドファンディング)が終わり、そして、あたらしい物語がはじまる。

その物語の予感については、また別の機会にお話させていただきたいと思います。

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