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『稲盛和夫一日一言』8/13(土)

こんにちは!
『稲盛和夫一日一言』 8/13(土)は、「自らを追い込む」です。

ポイント:困難な状況に遭遇しても、前を向いて必死にもがき続ける。「何としてもやり遂げるんだ」という強い切迫感を持って臨んでいれば、フッとした気づきが解決に導いてくれる。

京セラフィロソフィの中に「もうダメだというときが仕事の始まり」という項があります。強い熱意や情熱を持って、寝ても覚めても四六時中何とかしたいと考え続けていると、その願望が潜在意識にまで浸透し、自分でも気づかないうちに、願望が実現する方向へと動いて成功へと導かれる。苦しくても、成功するまで諦めずに粘り抜こう、という内容です。

単なる思いつきや「頑張ってます感」を出すためのアクションを繰り返しても、解決にはつながりません。目の前の課題から目をそらさず、真正面から向き合う。切羽詰まった状況に自らを追い込むことで、初めて見えてくるものがあるはずです。

「もうこれ以上はできない」と思えるところまで自分を追い込んでいくと、「あとは天命を待つだけ」といった心境に辿り着きます。中途半端であきらめてしまって、後になって「あのとき、もう少し頑張っておけばよかった」と後悔しても、もう後戻りすることはできません。

よく「頑張り過ぎるのはよくない。身体を壊したり心が折れたりすれば、元も子もないではないか」と言われますが、ここ一番、自分は精一杯やり切った、という境地に至るまで追い込むことで、自らを一段と成長させることができるのではないでしょうか。


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