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好きなことをやるっていつでも楽しいって意味じゃないよ

どもRØZL3Y(ロズリー)です。
相変わらず事務作業中してる時は横で音楽や映画を垂れ流しにしながらダラダラと仕事しているんだけど、Netflixもそろそろ見るのが無くなってきました。

そんな中で、今回は「ブルーピリオド」ってアニメをかけていたのだけど、自分は画家ではないけど創作している人として共感できる部分だったり感じることが凄く沢山有ったので文章を書きたいと思いました。

後半若干のネタばれを含みますのでご注意ください。

ネトフリでのブルーピリオドの説明欄から
退屈していたリア充高校生の矢口八虎は1枚の絵に心を奪われ、色あせた日常が一変。美しくも厳しい美術の世界で情熱を燃やす、八虎の色鮮やかな青春が始まる!

自分は絵描きじゃないけど曲がりなりにも創作している人としては共感する部分が多かったです。

この作品の中で自分に凄く刺さるフレーズが沢山あって

例えば

「好きなことをやるっていつでも楽しいって意味じゃないよ」

好きなことをやり続けるのは本当に大変だ、悩んだり挫折したりもするし金銭面で苦労することだってあるだろうし、突然意味も解らず急に作れなくなったりもする。集中し過ぎて健康管理をおろそかにしてしまって突然体調を崩したりもする。好きを継続するのは実はすごく大変だってのは本当に良く解る

「美術は面白いですよ。自分に素直な人ほど強い。文字じゃない言語だから」

表現方法は違えど、絵も音楽も同じだよね。

「あなたが青く見えるなら、りんごもうさぎの体も青くていいんだよ」

やってると純粋に楽しむってことを時々忘れてしまうけど、はじめて感じた事ってすごく大事だよなーって思い返しました。

「悔しいと思えるなら まだ戦えるね」

今の時代ならではと言えばSNSをサラーッと見ていると凄い人は山ほどいて、凄い人ばっかりが目に付くしそれと自分を比べて堕ちるなんてこともあるかもしれない。でもそこで凄い人から刺激を貰ったり技術を盗んだりプラスに変えられたら良いよね。

「好きなことをする努力家はね最強なんですよ」

これホントそう思う、どの分野でも凄い人ってたぶん他人から見て凄い努力してるように映ってても本人はそれが努力してるって自覚がない。

他にも、もっと沢山あったけどこの辺にしておきます。

ここから少しネタバレ含みます。
という事で、意味も無く今度使うジャケのラフデザインを載せて間隔をあけておく。


この作品結構リアリティがあるなって思う反面、藝大って2浪、3浪が当たり前の世界でしょ、全く絵画をやってこなかった人間が1年そこそこで、しかも現役で藝大に入れるってちょっと現実離れしてるというか、短期間の努力だけじゃ越えられない壁を越えてきたというか実はそもそも主人公のポテンシャルがかなり高い天才に分類されるような人だよなって思った。そこは漫画だからこそなんだろうけど、自分の周りには美大に行った人がいなかったので全くわからない世界でもあるんだけど、音大にいった人間なら身近にいて、彼が言うには音大は家が金持ちなヤツばっかで超絶な天才がごく一部いて凡才で貧乏人のオレは肩身がせめーよって言ってた。
自分は主人公よりもそれ以外の人達の方に見入ってしまう。
この人は天才だ!才能が有るって言われていた人が落ちて涙を呑むシーンだったり、事情があって好きなことだけどその好きからはちょっとだけ外れたことをあえてやっている人だったり、たまにいる次元を超えてる天才だったり、あとはリアリティありそうな感じがしたので、リアルに藝大目指して泣く泣く諦めた人とかには見るのが辛そうだなって言うのも感じた。

とはいえ、創作してる人は多少なり感じることがある作品であることは間違いないと思う。

作品を通して最後に感じたことは、
もっかい大学行きたいなって思った・・・w

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