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商業クリエイターが絶滅する日

どもRØZL3Y(ロズリー)です。
巷で話題のChatGTPもどうやらバージョンアップしてGPT-4が来てさらに進化するみたいですね。

私が多少なり解るのは音楽の分野になるので音楽の話で進めていきますが、まず結論から言うと自分はAIの進化で今後、近い将来商業クリエイターは完全に不要になると思ってます。

以前からAI作曲に関する話題は出ていたし、AIを組み込んだプラグインなどは今もあるけど、それこそ支援ツールでしか無かったと思います。ですが最近YouTube広告でも頻繁にCMが流れてる「SOUNDRAW」というサイトご存知でしょうか?

AI作曲が出来るサイトはいくつかあるけど「SOUNDRAW」は作曲するだけなら登録なしで使って見ることができるので興味のある方は触ってみてください。

このサイトは好みのタグ、ジャンルやシーンを選択するだけでそれっぽい音楽をいくつも生成してくれます。
驚くのは、生成される音楽がどれもクオリティが高いという点です。

今まで数万円、数十万円かけて外注していた方は低コストで用意できちゃうので動画のBGMなどでオリジナルの音源を使用したい!みたいな時はもうAI作曲で十分なんじゃないかと思う程です。音楽素材をサイトで数百円で購入していた方も同様に、SOUNDRAWの場合だと月額1650円で50曲ダウンロードできます。1曲あたり33円で数回クリックしただけで無限に音楽が生成されて気に入ったものをその日のうちに用意できるので使う側にとっては、非常に嬉しいサービスですよね。ちょっとSOUNDRAWの宣伝担当みたいなことを書いてしまってるけど、今までAudioStockみたいなサイトで音楽を販売している方にとってはどうですか?

このクオリティを無限に出されたら、もはや太刀打ちできなくなると思いませんか。それでも俺は戦うぜ!って言うなら自由ですが、仮にあなたが無限に作れるスーパーな人だとしても人間の作業効率だと、時間や体力的な問題など、どうしたって物理的な限界がきて必ず頭打ちする時が来ると思うんです。それをAIは数秒で無限に生成して人間の限界値をかるく越えてきます。

画像生成AIや動画生成AIなんかも出て来ていて、今後人間の心理を踏まえた上で効果のある物を数クリックで生成する、なんてことが可能になったら動画制作の大半はAIが受け持つことになり、音楽や動画編集を外注する人なんていなくなっていきます。固有名詞を出して申し訳ないですがAudioStockだってAIが作った音楽で溢れかえる日も近いのではないでしょうか。音楽素材販売サイトから素材を購入するお客さんが今から劇的に増え続けることは有るでしょうか?恐らくないと思います。だけどAIがいくらでも音楽を作るので素材だけは山ほど溢れかえってくれば提供者は限られたパイを奪い合ってるうちにサイト利用者は減っていき緩やかに衰退していくように感じています。今までなら各分野で技術のある方はそれを使って仕事を得て収益を出すことも可能でしたが、今後は厳しくなる未来しか見えません。さらにAIの進化のスピードは加速度的だと言うではないですか。副業教えます、みたいな人たちなんかはAIで作ってココナラで売れみたいなことを言ってる人もいますし商業クリエイターは今後そのAIをただポチポチしてる人にすら勝てなくなると思うんです。

じゃあ作曲家や芸術家、創作をしている人間はこれからどうしたら良いのかってことですが、AIとは違った価値観を売りにするしかないと思います。今までもそうだったかもしれないけど自分という存在を含めた独自の世界観やストーリーを音楽で表現していくことを今まで以上にして行かないといけないし、そこを求められるのだと思います。
人間が作るものだからこその価値を見出してAIとは違った視点で表現するしかない。つまり私達の原点であるアーティスであれ!という事ではないでしょうか。

副業の一環で音楽を始めたような方については知りませんが生活の為に商業クリエイターという道を選んだ方は、きっと今が重要な分岐点になってる気がします。

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