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DXしないのは死んだも同然

今さらかもしれないことの一つ、「DX」。皆さんの会社は順調に進みましたか?2020年頃には盛んに聞かれていた言葉の一つがDX。デジタルトランスフォーメーションの略です。
DXとは具体的にどんなことを指すのか、いまだにフワッとしたままの方も結構いるのではないかと(実際にとある会社で)思って、記事を書こうと思った次第です。DXについては、私の中ではこの方の意見が日本で一番わかりやすいし、正しいだろうと思ってます。

デジタルトランスフォーメーション研究所の荒瀬さんです。この記事にある通り、「DXごっこ」で終わってしまってる会社が多いのではないでしょうか?記事にもある通り、データ/デジタルテクノロジーを活用し、顧客提供価値を高め続ける仕組みの構築であって、データ/デジタルテクノロジーを活用では無いんです。これがとても大きなポイント。会社のありとあらゆる場面がデジタルテクノロジーを活用した状態になることは、DXのための手段の一つでしかなく、組織全体も大きく変わりますし、経営層の考え方も大きく変わりますし、顧客に対して提供する価値やそのための仕組みもガラッと変わります。それがDXです。

デジタルデータが血肉となる

つまり、本来的には経営層自らが先頭に立って、会社として目指すべき未来像が大きく変えることをコミットして旗を振るぐらいのスタートであるべきです。それが具体的な私たち現場レベルで感じられるのは、ほんの些細なことだったりします。例えば、一番わかりやすい例はハンコですね。会社での書類と言えば、私が若い頃もいろんな方のハンコが押されて初めて効力を持つぐらいの感覚でした。全てはハンコありき。もちろん、紙ありき。それをデジタル化(デジタルテクノロジーを活用すること)で紙やハンコは不要になりました。

まさか!

もしかして、これを読まれている方の中にも、まだハンコや紙が会社内で普通に存在しているってことはありませんか?
あるだろうと思って、わざと言いました。最初に記載した通り、実は先日、紙も当たり前のように使われている会社を訪問しました。打合せをさせていただく際に、事前に共有した資料を参加者全員分プリントアウトされていて、しかも、私の分まで。。
なぜか、ノートPCを会議に持参する方もいて、ホントにおかしなことをやってるとは思ってないのかなと不安になりました。。
このような「些細な無駄」を全て無くすことはデジタル化の大きな恩恵です。上から、つまりDXの方針からブレイクダウンで進めていくのもアリですし、下から、つまり現場のムダ解消から駆け上がっていくのもアリですし、順序はどうでも良くて、大事なのは未来のゴールです。デジタルが一見無関係と思われていた産業でさえ、今ではデジタルデータを活用することも重要性がかなり浸透してきていると感じていますが、日本の会社は特に有能なTOPが必要に応じてワンマン的に舵を切るってことが少ないように思うので、なかなか進まないのでしょうか。
で、前述の会社ですが、何人かの方とは仲良しなので、「紙を会社から無くせばいいんだよ」と教えてあげました。そう、禁止のルールにしてしまうんです。
私がメタリアル、旧ロゼッタに入社した2019年の時点で当社は紙禁止が既にルール化されていました。これは私がこの会社の良いなと思った大きなポイントです。そんなくだらないことで・・・と思う方もいるでしょうが、これはホントに大事なことです。今の時点で紙の書類が社内に存在している会社は、四の五の言わずに、今から「社内紙禁止令」を公布した方がいいですよ。悪いこと言いませんから。そういう些細なことさえできない会社は、いずれメインの事業でも、いわゆる「時代の変化についていけなかった」的な敗戦の弁を述べることになると思います。大手中小を問わず。。

そんな、デジタル化やDXは(何も特別なことではなくもはや空気のような)当たり前な会社、株式会社MATRIXから最後にお知らせです。

↑不動産業界向けに新しいサービス出しました、の資料です。
↓その説明動画です。

「とにかく今のままじゃダメだろうな」⇒壁打ち・相談を承ります。
「そのうち次の世代が育つだろう」⇒意図的に育てないと無理でしょう。
「うちは変わる必要ない」⇒死んでしまうと思います。

最後までお付き合いありがとうございました。m(_ _)m

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