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【メタバース】目に見えない次世代を想像する

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明らかに現実世界の延長線上にありつつ、でも、行き着く先は現実世界とは全く異なる世界観。頭の中を一度からっぽにしないと想像すら難しい。そんなメタバースの行く末をゆっくり丁寧にご案内…
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#どこでもドア

もう一つのメタバース(第3のメタバース改)

本題 先日、下記の投稿で【どこでもドア】を【第3のメタバース】と呼ぼうかなという記事を書きました。 【どこでもドア】は(CGで作られてものが主流の)メタバース界には無い「リアリティ」を実写映像で実現しているし、(パノラマ画像の繋ぎ合わせを含めた)実写VR界には無い「コミュニケーション」を実現しているので、どちらの世界から見てもオンリーワン、という主旨でした。 とは言え、オンリーワンは上に突き抜けた状態だからこそ価値があって、圧倒的なマイノリティには単なる「負け犬の遠吠え

長年の悩みが深くなる日2~だから「空間」って

仕事外では「何も悩んでない、脳天気な人」と見えてますが、仕事ではいつも何か考えて悩んで手を動かしてみて、の繰り返しです。下記でも書きました、ここ1~2年(通称:長年)の悩み事シリーズ第2弾です。 わかりやすく例をあげます。あなたがとある駅前にいたとします。そこではいろいろな人が行き交います。どこの誰だかわかりませんが、その時、その場所にいたことは誰にでも共有されています。なぜなら「空間」は誰のものでも無いからです。たまたま、その空間に知り合いがいることもあるでしょう。それは

長年の悩みが更に深くなる日~「空間」って

ここ1~2年(これを私は長年と言います)、メタバースの事業に関わってから、ずっと頭を悩ませていることがあります。それは「VR」とか「メタバース」で肝になっている「空間」という存在を、紙、つまり平面・2Dで表現することです。結論、できないんです。。 上の画像は、『VRゴーグルを被ると、サントリーニ島に行ってるような体験ができるんだよ』ということを表したイメージ画像です。これで、何となくは伝わるのですが、「何となく」です。実際に体験した時の『おぉぉっ!』という声を挙げちゃう感じは

ここからはまたK-POPが走るのか。J-POPは戦えるのか。

下記、徳力さんの記事の通り、これまでとは違う戦い方が始まっていて、J-POPもそこで大きく飛躍した。 日本語・韓国語というマイナー言語にこだわりすぎること無く、「音楽」、つまり歌詞が放つ世界観(言葉の音による聞こえ方)だけでなく、メロディーや雰囲気を含めた「楽曲全体」で評価されることが増えてきた。こっちも徳力さんの記事だが、もはや世界一だ。 そんな中、あえて、次の世界標準と言うか、新しい戦場として「VR」が私の中では想定されている。既に昨年辺りから、K-POPではマーケテ

超高いハードルを乗り越えるために

開発が始まって3年、サービスをリリースして2年強になる #どこでもドア ですが、未だに目標到達点ははるか彼方。1合目にも到達してないのではと思ってます。最終到達点でのイメージに至るためには、一歩目は最初にサービス自体を知ってもらう必要があるのですが、そこが最大の難関でもあります。なぜなら、【どこでもドア】はスマホやPCでアクセスすると『面白くない』んです。(YOUTUBEを始めとする)単なる動画配信サイトのように、コンテンツ自体が空き時間にサクッとスマホで見るだけで面白いと感

【能登半島地震】私たちに今できること~リアリティメタバース編

多くの人が年末年始の長期休暇中で、いわゆる「お正月気分」だったところに大惨事のニュース。駆け付けるのは災害用の交通網を邪魔する恐れがあるし、支援物資も受け付けてないことから義援金ぐらいしか、今、私達にできることはないかもしれない(あちこちのメディアで義援金募集を始めているが、手数料がゼロに近いところを選ぶことをオススメします)。 SNSを含め、上記のニュース記事のように年明けから衝撃的な画像と映像で溢れ返っている。これを見て、今回の災害の実態を知り、「いつ、自分も被災するか

一見良さそうに見える“予算の無駄遣い”

世間的にあまり非難の声も上がらず、スルーされて、次の選挙の際に「オレたち頑張ったやろ?」に使われそうな感じがプンプンするので、どれだけもったいないか言っておきたい。#デジタル行政財政改革会議 ってスゴそうなネーミングだけど大丈夫かいな。。 最初に解決策を提示しておくと、現在の学校で行なわれている授業、つまり、生徒が朝から登校して、席に座って受ける授業。その座席の一つに360度カメラ(Insta360やQooCAM)などを常設して、ライブ配信すれば良いだけのこと。長期の不登校

DXハイスクールが成功するために

いよいよ、ようやく、やっと、学校教育がデジタル化する日が来たかも知れない。「かも知れない」なのは、詳細がまだ確認できてないから。デジタル空間をアバターで回遊して「これがメタバースだぞ」とか言ってみたり、はたまたオンライン会議で現地と生中継とかやり始めたら、もう、日本政府の施策は頼りにならないことが明らかになるだけだ。そうならないことを祈りつつ、世界でも数えるほどしか無い、リアリティメタバースの1つである、【どこでもドア®】を活用したら、教育がどれだけ充実して、楽しくて、今の高

【メタバース】「現実世界の延長線上」と「現実世界とは別世界」

おことわり この記事には多くの「メタバースプラットフォーム」が登場しますが、それらは全てテクノロジーの進化を背景に登場した新サービスで、この記事ではその存在を否定する意図は全くありません。むしろ尊重しています。一方、その比較検討においては一部に否定的な見方が含まれることがありますが、それはそれぞれの特徴が個別に存在しているだけのことなので、あまり大きな意味は持ちません。「基本的に全てリスペクト、でも、それぞれ性格や個性は異なるよね~」という人間社会でも一般的に見られる「モノ

「メタバース旅行とは何ですか?」

自己紹介 リアリティメタバースの可能性をとことん信じて、日々、そのスゴさを伝道師のごとく伝えて行脚しているオジサンです。ちなみに、そもそもリアリティメタバースって何やねんって方が99.9%なことは認識しているので、ぜひこの機会にこちらをクリックしてみて下さい。 簡単に言うと、VRにより、まるで現地にいるかのような体験を提供するプラットフォーム(どこでもドア®)です。旅行を始め、演劇や音楽、研修やセミナー、施設見学、ありとあらゆる場所へテレポートできてしまうのが特徴です。 ※

【VR】歴史保存の新しいカタチ

阪神タイガースが20年ぶりの優勝をしたシーン、甲子園球場での「栄光の架橋」には思わず涙した方も多いのではないでしょうか?私もその一人で、特に阪神ファンではなくても、あのシーンに感動してしまいました。 20年ぶりの阪神タイガース優勝 プロ野球に限らず、歴史は今この瞬間にも作り出されていて、日々、記録が残されていきます。今回のタイガース優勝も上記のYOUTUBEを始め、様々なSNSでその記録がシェアされてきました。 大きく言うと、このような歴史的な場面はこれまでにも数え切れ

メタバース「空間」を体感するならVRは欠かせない

あなたの知らない世界 まだ日本国民の1万人も知らないであろう【どこでもドア®】というリアリティメタバースのプラットフォームを開発運営しています。動画配信プラットフォームのYOUTUBEは既に知らない人がいないほどの知名度がありますが、 360度映像に特化したプラットフォーム 映像を見せるだけでなくメタバース空間にして提供するプラットフォーム AI音声翻訳で言語フリーな空間を提供するプラットフォーム と、斜め上を行き過ぎていて、市場が醸成されるの待ち状態です。あえて

¥0〜
割引あり

今年の家族旅行も世界1周でいい?

我が家では毎年正月休みには家族旅行をするのが決まりになっている。我が家と言っても、父と母は福岡の実家に住んでいて、姉は数年前からシンガポール、妹は昨年からイギリス、オレは7年前の2023年からニュージーランドに住んでいて、みんなバラバラだ。たぶん、5年ぐらい前までは同じところに住んでいるのが家族の基本形だったのかもしれないが、最近は日本を離れて自由に住む場所を選ぶのが当たり前になった。オレが子供の頃はまだ生きていた祖父・祖母が「スマホが苦手」と言ってたが、今、父や母の世代(1

次はいよいよメタバーサー誕生へ

一向にブームの兆しが見えない「メタバーサー」ですが、「知ったけど興味ない」という声も聞かず、実は知られてないままです。今の時代、スマホが常に手元にあり、必要な情報もそうでない情報も、あらゆるエンタメ系も、24時間常に手元にある状態なので、なかなか簡単には(存在を知らない)皆さんの目に届かない時代です。気長に地道にマーケティング活動を続けていくしか無いですね。 そこで今回は、メタバースの主人公となるべき存在「メタバーサー」についてご紹介したいと思います。 メタバーサーって