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おめかし

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おしゃれやおめかしの悲喜こもごもをのぞかせていただいてます。
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2020年10月の記事一覧

【コラム】アクセサリーにまつわる、私のパリばなし

パリに来ると必ずアクセサリーを買うことが私の目的だ。そしてパリでアクセサリーと言えば、マレ地区のブティックを中心に周ることが多かったのだが、去年訪れたパリ旅行では、マレ地区ではなく、街の中のちょっとしたマルシェでのお買い物だった。その1つが優しい色をしたレザーのバングル。 その日は日曜日、朝から小雨が降っていたが、ホテルの前のメトロの高架下ではマルシェが開催されていた。私の住んでいる国では見られないような可愛いお花、いい匂いのパン、新鮮な魚、そしてアフリカンなドレスなど、様

【コラム】敢えて言えば名脇役?ブローチの魅力

数年前のことだ。私は地下鉄の中で、ヒジャブを付けたマレー系の女性をずっと見つめていた。 私の住んでいる国ならば、ごく当たり前の光景であり、マレー系の女性を形容する際にとりたてて「ヒジャブを付けた」と表現する必要はないのだが(ほとんどのマレー系女性はヒジャブを付けているので)、ここで敢えて使ったのは、彼女がヒジャブを留めるのに使っているブローチに魅了されたからだった。 彼女は無地で薄いパープルの(ライラック色というべき?)ヒジャブを付けていた。イエローのクリスタルが小さな透

steven alanの話

自分が持っている洋服の中でもお気に入り上位なのは steven alanの服。 ユナイテッドアローズ系列の中でも、ビューティアンドユースが好き(買いやすい価格・品質がいいものが多い)なのですが その中でもスティーブンアランのデザインが大好き。 ピエロの柄とか、柄のセットアップとか、ちょっと遊び心のある所が好き。 ただそんなに安くないし、ベーシックというよりは主役にしたいアイテムが多いので、 ベーシックものも買い足したい自分としては、1シーズンに1着程度しか買えない・・・

このパンプスしか勝たん

今日はただただ愛を語らせてほしい! 大好きなパンプスについて。 出会いは高校生。 当時は母と姉に「これいいんちゃん」 と言われた服や靴を身につけるだけの生活やった。 そして、自分の意思で「これがいい!」 と決めたことはなかった。 そんな中、 母と梅田に出掛けたときにふらっと入った靴屋で、 人生で初めてビビッ!!!とくる感覚を味わった。 まさに感動的な出会い。 それがこのパンプス。 初めて履いたときの感覚は忘れもしない。 普通パンプスって。 パカパカなるか つま先の

パリ・伝説のセレクトショップ「コレット」が遺したもの、遺さなかったもの

これは観たい!という映画があったので、今の社会状況になってから初めて映画館に行ってきました。上映前にためしてガッテンみたいな「換気してるから大丈夫!」的なVTRが。志の輔さんは出てなかったけども。 今回観たかったのは「colette mon amour」という作品。 パリのランドマーク的ショップであったセレクトショップ、コレットの閉店までの半年を追ったドキュメンタリー映画です。 「コレット」は、パリのサントノーレ通りに2017年末まで存在していたセレクトショップ。店名にも

袖を通せなかった愛しい子たち。

自分で言うのもなんだけど、多分私は衣装持ちだ。 その理由はいくつかあって、まず第一に洋服が好きで季節ごとに必ず数着購入してしまうこと。第二に、物持ちが良いということ。どの位物持ちが良いかというと、小学校の入学祝いでもらったデニムのジャンパースカートとついになっていたポシェットをまだ活用している(ジャンパースカートは流石に着れなくなった)。 そして、中学3年生頃から自身のサイズに変動がないということ。 物持ちが良い上に、サイズの変動が無いので、ただひたすらに洋服が増えていく。

【コラム】会議中に使えるアクセサリーを貰いました。

その包みをあけた瞬間「ん?」と、言葉に詰まってしまったギフトがある。 仕事関係の知り合いの方から、バースディギフトにいただいたそのペンダント、それは私が滅多につけない💛ハート形だった。ペンダントトップは、パープルのシリコンでできたハートの中に、ビジューでできた小さなハートがあるものだ。 ありがとうございます!といったものの、うーむ、どうやってつけるべきか・・その場はすでにギフトから別の会話に移ったのだが、頭の中でぐるぐる「どうやってつけよう」の思いで一杯な食事の場であった

サンローランのスカーフ

祖母からもらったサンローランのスカーフ。これを巻くといろんな人に褒められるので気に入ってます。 このタイプのスカーフなら使いこなせる気がして、追加購入しました。 サンローランの幾何学模様シリーズはたぶん70年代ぐらいだと思うのですが、古いのと、スカーフ自体の人気がないせいか激安です。 購入ルール:ワードローブのメインカラーである黒が入っているもの。 やってみたコーデ スカーフ サンローラン カシミヤカーディガン プラダ (虫くい複数) 黒パンツ ユニクロ バッグ JM

私、着痩せしてます。

永遠のテーマ、着痩せ母から、ぽっちゃりとずっと言われて育ったので、わたしにとって着痩せは永遠のテーマです。笑 とは言っても、自分の体型自体は好きなので、多少ぽっちゃりでもOK。自分のチャームポイントはしっかり活かしておきたい、という方向の着痩せです。 ニコラ、ピチレモンのスタイルアップテクから始まり、ノンノ、ジッパー、母が買っていたクロワッサン、その他もろもろの雑誌を見て研究していた記憶があるんだけど…今は特集されることが減った気がします。なんでだろ? 歳を重ねて、ぽっ