適応障害と睡眠の改善に役立った2つのこと
睡眠がうまく取れない。
寝ても、肩や頭に呪いの札でも貼ってあるんじゃないかと思うくらいの重さが残ったまま、5時とかに早く目覚める。
仕事もやる気になれない。
自分がどうなってゆくのかわからない不安と、何を糧に生きていったらいいのかという希望を持てないまま、生きる。
いつのまにか寝ることが下手になり、日中も気分がふさがって悲しくて無力を感じながら過ごしたり、親しい人からの飲み会の誘いも避けるようになった。
寝れるようになれば身体がもとに戻るはず。
そう信じて寝ることにこだわり、それ以外の人生の楽しみが全く見えなくなっていた。
そんな状況を半年くらい過ごし、いまはだいぶマシになってきた。
恋人や仕事との関係に変化を起こす、自分のマインドチェンジなど、たくさん対処の数々をこなしてきたのだが、ここでは簡単にできたと思う方法を残しておきたい。
月並みなことしか言えないかもしれないが、最初のほうでそれを当たり前だと眼中に置かなかった自分を殴りたい内容だ。
やってよかったこと
結論から言えば、以下2つだ。
①運動習慣
②腸活
プラス、というかもっと前段というか、「自分を客観的に見る癖を作る」という自分にとってすごく重要なものもあったが、一旦ここでは即時性があってやりやすいことの2つだけをまとめる。
①運動習慣
これは、同棲している恋人から受けるストレスのあまり、外に飛び出し走り出したことから始まった。
公園や住宅街を走り出した。
現役運動部で走り回っていた10年前を思うとすごく悲しくなるほど弱りきった心肺機能に苛立ちを覚えつつ、その爽快感はすごかった。
汗まみれで夜風を切って自分の心拍に身を委ねる。
その「いまに集中している」感覚は、マインドフルネスというやつだろう。
いま走る以外にできない、走っているときに他のことができないというその事実だけで、なんだか救われる気がした。
いまでも、週に2回は走っている。
別で始めた筋トレを含めると3,4回は週に運動を取り入れている。
自分にリズムが生まれ、仕事をしている間も今日は走れる、運動ができると思うとすごく生きがいを得た感覚になった。
たぶん自分は運動することで生きることを実感できるように設計されているらしい。知らんけど
シンプルに疲れることと、悩んで頭を支配している呪いの札が剥がれるからかわからないが、入眠困難はこのおかげで減っている。
腸活
これはもう藁にも縋る思いで始めたやつNo.1
はじめは、通ったメンタルクリニックで胃の粘膜を保護する弱めの抗うつ剤をもらったことから始まる。
腸と元気の関係を調べるとなかなかに紐づいているとのこと。脳腸相関とかいうらしい(まだ未解明らしいが)。
もともとお腹が強い方でもなかったし、どちらかといえばお下のほうは弱めだったため、ガチで調べてサプリとか飲んでみた。
まず、こんな感じで食欲もなかったのに、ルーティーンで一定量のご飯を胃に詰め込むことをやめた。
朝には毎日納豆。
16時間断食も週に2,3度取り入れる。
毎朝毎晩はプロバイオティクス(調べてくれ)のサプリを飲んで寝る。
これを始めたら3日以内に便が良好になり、びっくりした。
まだ、「腸のお陰」で元気になってきているのかはわからないが、胃で生成されるセロトニンという成分は自分の気分の向上や寝るときに必要なホルモンの分泌に大きく関わっているとかで、どうやらためになっているっぽい。
便の話だけでも気分は悪くないので、続けようと思う。
そもそも、食欲が最近なかったから、起きたときに、お腹が空いたと感じる感覚は、幸せなんだと思った。
次回は、自分を客観的に見る、について書いてみたいと思う
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