建築現場の検査について

こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。
仕事が忙しいというか現場に入れられすぎて会社に出社できない状態になって2カ月ぐらいになってます。この分だと期末はやばそうだな…
別に転職したわけではないのです。元々ソフトウェアの開発会社に勤めていたのですが建築現場向けのソフトウェアを販売→検査する人もほしいということで人材派遣も兼ねる→人が足りないので社員枠から検査員手伝って→はい→ええやん。こっちの部署こいや→はい…というような流れですね。まあ部長の頼みを断れるわけもなく。あんまり書くと身バレするので控えますが、こっちのソフトに関しては開発してから10年目ぐらいになる模様です。

で、検査って何やってんの?ってなると思うので簡単に説明します。
建物(マンション)が建つまでに基礎とか躯体とかいろいろあって内装ができて外構(玄関とか駐車場とか)ができて完成となるのですが、主に内装の仕上げ検査の部分を請け負ってやっています。
まあ平たく言うと「ちゃんと人が住めるようになってますか?(買う人が納得できる状態になってますか?)」検査ですね。
部屋の中を中心に傷や汚れの確認、扉や窓の動作確認、etc。水や電気やガスみたいなのは機能検査っていう枠になるのでそっちは各業者がやることになってます。
本来は全部施工側(ゼネコン側)がやることになっているのですが、いかんせんそんなこと全部やってたらいくら人がいても足りないので人がいるところに依頼する→こっちくんな!となるわけです(いやまあ来ないと仕事にならんのですが)
不動産のことはよく分かりませんが今は結構景気がいいらしくあちこちでバンバンマンションが建ってます。この前までさんざん行ってましたが晴海の旗のやつのように抽選でやっと当たった人が住めるみたいなところもあるようです。
ただまあ業界的に残業無限、男尊女卑、パワハラOK(OKではない)みたいな体質が依然として昭和のままなので当然そんなところに行く人が増えるわけでもなく…高齢化も進み慢性的な人材不足のようです。ゼネコンだけでなく各職人の方もそんな感じみたいなので出来の差が出ることもあるようですね。うまい人ならきれいなんだけどそうじゃないところは汚いとかね。

時間短縮につながるソフト(+人)を提供しているので結果的に売り上げの方は立っているようなのですが、いかんせんうちの会社も人員が足りないので、欠員が出るところを極力防ぐために社員枠の私が駆り出されるわけです。今の現場は同じ人に来てほしい要望に応えているので、なんとか頑張って対応しているだけなのですが…はよ終わってくれ死んじゃう。
結局営業が頑張り過ぎてるというか…まあ需要は無限にあるというのは喜ばしいことなんですが対応できる人員が足りないのが問題なんですよね。求人は無限にかけてるけど研修やった感じだと定着率は10%ぐらい(当社比)なんですよね。だから半年かけて私も新人の対応やりましたけどまともな人は50人ぐらい面接して5人ぐらいしか増えてないんです…

たぶんこの調子だと3月までこのままだと思うのでただただ早く寝てなんとかしのぐって感じになりそうです。
退屈しのぎに仕事の内容を書いてみましたが、気が向いたら検査の詳細もう少し詳しく書きます。少しでも検査のことを知ってもらって興味をもってもらえたらいいなと思います。
検査の人増えてくれ~




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