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月曜からフルバーストして水曜にはガス欠する不器用な生き方

社会に出てからこれまで、平日のペース配分というものができた試しがない。

フルタイムで働いていた頃は水曜あたりから雲行きが怪しくなり、木曜の朝には屍になって出社していたし(水木が一番忙しい部署ではあったが)、今でも水曜の夜あたりに一度ガクッと疲れが来る。

働き方が変わっても同じようなことを繰り返しているので、体力的な問題というよりはペース配分のせいだろうと気づいたのが、ほんのつい最近のことだった。

(こうして文字に起こしてみると、而立(30)過ぎても自分を律することができていないという事実をまじまじと突きつけられてちょっぴり胸が痛くなる…)


正直学生時代の私は、ノってる時にテスト勉強をして課題を片付ければ良かったのでペース配分を意識したことは一度もなかった。おそらく若さと有り余る体力も相まって、そういう行き当たりばったりな生き方でも何とかなってしまっていたのだと思う。

そんなわけで「ノっている時にやっちゃえ」のスタンスのまま大人になった私は、月曜火曜は体力の続く限り仕事も家事も頑張って、湧き上がる創造意欲と寝る間を惜しんで対峙する。そうして日を追うごとに、朝起きた時の疲れがだんだんと溜まってきているのを感じながら、週の最後は完全にへばってしまっていた。

時の流れとは残酷なもので、気付かぬうちに積み重ねた年齢がへばっている自分からじわっと滲み出てくる。気持ちだけは若者だった私も、流石に自分が老いているという現実を直視させられ、またちょっと凹む。

世の中の働く大人たちは一体どうやってそのペース配分を身につけたのだろうか、と本当に不思議でならないが…(社会に出て何年目だよ、と自分でも突っ込みたくなる。お恥ずかしい限りです…)

とにかくそんな現状を変えたい私は、へばっている自分を認めないことにした。


とにかくしんどくても動き続ける、月曜と同じ水準で何でもやって、毎日ノってる状態だと自分に言い聞かせる。動けない時はご機嫌になるために、お気に入りの曲を聴いたり好きな文章を読んで、自分を奮い立たせる。

たったそれだけのことで、動ける時間は少しだけ伸びたように思う。
思い込みの力はすごいもので、まだできる!と思い込めば、言い聞かせれば意外と体は動いた。「週の後半は疲れちゃうから…」みたいなのも、案外無意識の思い込みだったのかもしれない。

(「まだ30代だし、体力UPも期待できるかも知れない」というのも密かな野望として腹の中に持っている。頑張れ自分。)


でも異常を無視して頑張りすぎた結果、体調を崩した過去もあるので、寝れない起きれないなど睡眠に異常をきたしたらストップするということだけは決めている。クリティカルなところだけは押さえているが、自分にブートキャンプさせることで体力もメンタルもムキムキになりたいお年頃なのだ。

そんなこんなで今週は、平日全部フルバーストできる自分になるべく、日々「できる!」と自己暗示をかけひたすら動くことにした。

これで週末に寝込んでは元も子もないので、いずれは6日フルバースト+1日リラックスみたいなリズムを作れるといいなと思っているが、とりあえず目下の目標は人生フルバーストババアになること、これで行く。


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