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【設計者インタビュー】NASCA/桔川 卓也さま「道の駅しょうなん てんと」

以前の記事でご紹介している物件、「道の駅しょうなん てんと」ではローバルを屋内外の柱部分にご採用いただいています。

《適用箇所》 屋外丸柱、屋内Y型支柱「ローバル

今回の記事では、その設計を手掛けられた桔川卓也さまのインタビュー動画をご紹介したいと思います。

設計者インタビュー

有限会社ナスカ一級建築士事務所  桔川 卓也さま

※物件写真が多くあるので、高画質でのご視聴をお勧めします!

桔川さまは、NASCA(有限会社ナスカ一級建築士事務所)に勤務され、この「道の駅しょうなん てんと」を総括責任者として、設計をされた物件。

千葉県柏市の手賀沼のほとりに、元々そこに存在していた美しい田園風景や水辺空間を守りながら、地域へのアクセス拠点として駅や空港のような役割と地域交流の役割を備えた建築として提案されました。

屋内は鉄のフレームが連続した駅のような大きな空間に直売所や情報交換ラウンジがあり、屋外の大屋根広場は多目的利用が出来るため、人々で賑わい、週末にはお花屋さんやキッチンカー、また地域の出店もあり、観光者だけではなく地域住民が交流し地域に還元するような場になっています。

今回ローバルをご採用いただいたのは、ローバルの【金属素材感】と【経年による変化】を下記の様に建築に組み込むよう考えられたためとの事でした。

【金属素材感】

鋼材に一般的な塗装をしてしまうと鉄の力強さが減っていく方向になり、一見すると材料が何なのかが分からなくなる。それに対してローバルは、金属亜鉛が多く含有することで力強さを失わずに、その自然な素材感も生かされる。

【経年による変化】

建築もだんだんと年を取る。「経年変化していくことが建築の完成形である」と捉え、その過程も含めだんだんと調和していくという視野を持って設計をしていく必要がある。その中で不変な所と変化していく所があって、経年変化によってより空間がもマッチしてきて大人びてくると考えている。

また、ローバルは意匠面だけではなく、屋外では地面と接している部分のようなさびやすい場所でも亜鉛のさび止め性能「犠牲防食作用」が発揮される点や、屋内ではローバル製品は全てホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆を取得しているため使用面積制限が無いという点も選定理由との事でした。


適用箇所のおさらい

動画にてお写真がたくさん出てまいりましたが、ローバルの塗装個所が分かりやすいようにしてみました。
どこに塗ってあるかよく分からなかったという方は、下の写真を見てからもう一度動画を確認してみてください!!


「道の駅しょうなん てんと」の場所はこちら
近くに寄った際は、是非足を運んでいただき、実際の質感や雰囲気を感じてみてください。


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(記事担当:FKD)

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