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海外で購入するローバル。さび止め効果は日本のローバルと同じ様に強力?

ローバルは中国に子会社を持っているので、中国でもローバルを購入できます。またアジアを中心に海外代理店もあります。日本国外で流通するローバルは、基本的に中国上海工場で作った製品になります。
「海外で作る製品は、性能悪かったりしないのか?」と疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ローバルは中国で作っても、日本と同じ性能、品質を持っています。本記事では、中国で作ったローバルも当然強力なさび止め効果を発揮していることを写真をお見せしながらご紹介します。


屋外暴露試験とは

さび止め性能を調べるために屋外暴露試験を実施します。手順としては、鋼板に塗料を塗って、乾燥後、塗装した鋼板を雨晒し環境に置いておくです。

屋外暴露試験の手順

この屋外暴露試験を実施すると塗膜は経年で日光、雨や風などにより塗膜が劣化して、鉄の板にさびが発生してボロボロになってしまいます。

屋外暴露試験での不良現象

上海市における屋外暴露試験

上海ローバルで製造したローバルを使って、上海ローバルにて屋外暴露試験を行っています。そのため、写真中の表記がすべて中国語になっています。
毎年、ローバルを塗装した鋼板を屋外暴露試験に出しています。

屋外暴露試験を行っている場所は、東京とか大阪とかと大きく変わらない一般的な環境とご認識ください。(今回は一般的な環境ですが、海辺等の屋外暴露試験を行うと、海水の影響で塩害が出ます。屋外暴露試験は環境によって結果が変わるので、一言説明を書きました。)

ローバルは15年錆びていない実例があります。

まずはローバルの写真からご紹介です。

亜鉛含有量 96%のローバル

1年から12年経過した鋼板があります。全ての板で錆は発生していません。

ローバル 屋外暴露試験 1~6年経過写真 (2024年撮影)
ローバル 屋外暴露試験 7~12年経過写真 (2024年撮影)

毎年屋外暴露試験を出す活動とは違いますが、もっと長く屋外暴露試験を行っているの鋼板がありましたのでご紹介します。15年経過している鋼板がありました。錆はもちろん発生していません。

ローバル 屋外暴露試験 15年経過写真 (2024年撮影)

中国で製造したローバルも強力なさび止め効果を発揮しています。

ローバルシルバーは12年錆びていない実例があります。

亜鉛含有量 83%のローバルシルバー

1年から12年経過した鋼板があります。全ての板で錆は発生していません。

ローバルシルバー 屋外暴露試験 1~6年経過写真 (2024年撮影)
ローバルシルバー 屋外暴露試験 7~12年経過写真 (2024年撮影)

中国で製造したローバルシルバーも強力なさび止め効果を発揮しています。

アクアローバルは7年錆びていない実例があります。

亜鉛含有量 95%のアクアローバル

アクアローバルは水性ローバルの海外展開における名称です。水性ローバルを海外でご使用になられたい場合は、アクアローバルをご選定ください。

1年から7年経過した鋼板があります。全ての板で錆は発生していません。

アクアローバル 屋外暴露試験 1~7年経過写真(2024年撮影)

中国で購入できるアクアローバルも強力なさび止め効果を発揮しています。

工場は変わっても、性能、品質は同じです。

工場は変わっても、主要材料は同じものを使い、同等の管理を行っています。海外で購入したものも強力なさび止め効果を発揮します。日本でのご使用と同じようにご安心してお使いいただけます。

海外での代理店のご紹介もありますので、海外向けサイトをご確認ください。

海外の場合、色々な状況があると思いますので、お問い合わせいただいた方が早いかもしれません…。


(記事担当:MTMTH)


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