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マットカバー ‟印象的な黒灰色”

めっきリン酸処理をしたいけど、納期やコストが合わない、近場に対応可能な工場がない!
低光沢ブラックで仕上げたいけど、納得いく仕上げ材がない!

・・・などなど、お困りではないでしょうか??

今回は、そんなお悩みを解決する製品、『マットカバー』についてご紹介いたします。


マットカバーとは?

マットカバーは、めっきリン酸処理のような低光沢ブラックの質感に亜鉛の特性を持った製品です。(下の写真:カーポートへマットカバー施工)

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通常、亜鉛めっきへ塗装する際にはプライマーを下塗りする必要があるのですが、マットカバーは亜鉛めっきとの相性がとっても良いため直接塗装可能で、かつ乾燥も早いため、通常塗装に比べ工程数の削減が可能です!

マットカバーも他のローバル製品同様に亜鉛による色変化のある製品なので、経年の変化も楽しんでいただけます!

また、塗膜表面の細かな凹凸があるため、光源の違い(太陽光・蛍光灯・白熱灯など)によって見え方が変化し、さまざまな表情を見せます。


適用事例

例えばこちらの物件では、屋内の手すり全般や鉄骨階段の桁にマットカバーをご使用いただいており、木の踏板が映え、周辺のコンクリート壁などと調和した雰囲気が見られます。

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こちらの物件では、カーポート全体にマットカバーをご使用いただいており、床面の石や植木などと自然な調和が感じられ、ブラック系なのに圧迫感の無いどこか温かさを感じる雰囲気があります。

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過去の記事でもマットカバーの適用実績はご紹介させていただいており、そちらでも雰囲気を見ていただけますので是非ご一読ください!!
※本記事の最後に各記事のリンクを張っています

実績としては、官公庁物件や有名リゾートホテル、お寺、学校、個人宅、エクステリア関係など様々な分野でご採用いただいています。


使い方

マットカバーは塗料缶タイプ(一斗缶)とスプレー缶タイプ(420ml)のラインナップで、適用面積が大きければ塗料缶タイプ、亜鉛めっきリン酸処理の補修など小面積であればスプレー缶タイプをお勧めいたします。

マットカバーHP

*適用可能下地*
亜鉛めっき面、エポローバル塗装面、水性ローバル塗装面

*塗装方法*
ハケ塗装、ローラー塗装、エアスプレー塗装、エアレススプレー塗装


施工トラブル事例と対策

CASE1.
マットカバーを鉄素地に施工したら早期にさびが発生した!

原因と対策1.
マットカバーは乾燥塗膜中の亜鉛含有率70%のため、他のローバル製品に比べて亜鉛によるさび止め性能は低い製品です。そのため、さび止め性能の担保された下地(亜鉛めっき面・エポローバル・水性ローバル)への塗装を推奨しています。

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CASE2.
「ローバル」を下塗りしてマットカバーを施工したら、ローバルのグレー色が滲んで、マットカバーの色が出ない!

原因と対策2.
マットカバーに含まれるシンナー成分によって、ローバル塗膜が溶かされて滲みが発生します。そのため、下塗りには耐溶剤性のあるエポローバル・水性ローバルをご選定下さい。


実物サンプル

マットカバーの塗板サンプルを、下のお申し込みフォームよりご請求いただけます!気になる方は、是非ご請求いただき、その独特の雰囲気をお確かめください。

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<マットカバー採用物件のご紹介>


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(記事担当:FKD)

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