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きっかけ

独立してコンサルティングを始めてから最近強く感じることがあります。

戦略策定するときに、よくお決まりのテンプレートやフォーマット、フレームワークを使ってコンサルティングを行っている事例を見るけど、中小企業向けには全く当てはまらないなあと、、、

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中小企業には様々な背景やおかれている成長へのステージがそれぞれあり、かつ大企業にはない、理論では解決できない問題や課題の方がはるかに占める割合が非常に多いと感じています。なので、中小企業の数の分だけ戦略策定と実行に向けたアプローチ方法は存在するのではないかと。特に実行へ向けたアプローチに関しては、本当にケースバイケースでコンサルティングとしては、ある程度入り込んで伴走しないと実現はできないと感じています。

そんなこんなといろいろと考えていても仕方がないので、現地現物で確かめてきます。あと地方のビジネスというものについて、最近取り上げられてきていますが、今までかかわったことがなく、新たな領域として知見を増やしていきたいと思います。

最後に話は少しそれますが、最近そもそも戦略分析・策定ってなんだろう、フレームワークって本当に使えるのかと改めて考えることが多くなりました。
戦略フレームワークって過去行ったことを整理して確認するには有効だけど、これからどうしていくかという戦略そのものを創り出すものではないかと。ある一定の環境・条件のもとで使わないと分析者の自己満足で終わり、ミスリードが起きる気がします。大企業で特定の環境下でないと使えないケースがほとんどなのではないかと感じています。唯一SWOT分析は戦略を創り出すうえで重要なツールかなと。
ビジネススクール等では戦略分析・策定方法を教えていますが、最後にそれぞれの分析ツールがどのような条件・環境下で効果を発揮するのか、また、戦略の策定と実行の関係・プロセスについて、ある程度体系立ててもっと学べたらいいなと思います。その点、ミンツバーグの「戦略サファリ」は大変参考になりました。

それでは山口で刺激を受けながら、いろいろと楽しんできたいと思います。