カップヌードルミュージアムでカップヌードルとチキンラーメンを作ってきた話
日本で一番有名なインスタントラーメンと言っても過言ではないカップヌードルとチキンラーメン。
この2つを輩出した日清食品の博物館であるカップヌードルミュージアムに行ってきました。
カップヌードルミュージアムはインスタントラーメン発祥の地である大阪府池田市と神奈川県の横浜市の2箇所にあります。
どちらも内容は同じだと思われますが、目玉は体験型のマイカップヌードルファクトリーとチキンラーメンファクトリー(事前予約制・所要時間約90分)です。この2つを体験してきたので記事にしたいと思います。
❙ マイカップヌードルファクトリー
システムとしてまずカップヌードルのカップ(500円)を購入します。するとカップをデザインするテーブルへ案内してくれます。
今回は混んでいたので20分を目安にカラーリング。
裏面にフリースペースがあって自由にデザイン出来るところもあるのですが、私のものは贈り物で個人情報が書いてあったのでパートナーさんの写真を拝借。
こんな感じで自由にデザインすることが出来ます。
カップのデザインが終わったら工房へ。カップをスタッフさんにお渡しするとエアーでほこりを飛ばしてくれます。そしてハンドルを回して麺をインサート。
麺をセットしたのちにスープと具のチョイスです。
スープは4種類の中から1つ。具は12 種類の中から合計4つ。同じ物を4回入れる、といったことも出来ます。
ちなみに私はカレースープにひよこちゃんナルト✕4をオーダー。
最後に蓋を付けてシュリンクして出来上がり。デザインしたカップとオリジナルの具とスープの組み合わせのカップヌードルの出来上がりです。
❙ チキンラーメンファクトリー
楽しかった我々は事前予約制のチキンラーメンファクトリーに空きが無いか確認。たまたま空いていたのでその場で¥1,000/人払って予約。
座席指定なので整理番号を貰います。所要時間は約90分。
内部は作業台と調理台に分かれており、作業台に付くとまずエプロンと三角巾が置いてあるのでそれを身に着けます。
そして工程の説明を受けつつ作業台へ。
ビニール手袋をしていたので写真はありませんが、簡単に言うとこれからチキンラーメンを粉から作ります。
粉とかん水を混ぜてかき混ぜます。しっかり混ぜたら丸く纏めて麺棒でグイグイと押します。それを製麺機を使って層にしつつ伸ばし、麺を切り出します。製麺機で伸ばす作業も10 回通したりと結構手間をかけます。麺を切り出して100gずつ計ったらスタッフさんに渡し、厨房で蒸し上げてくれます。
蒸している間にパッケージをデザインします。8分間くらいだったと思いますのでスピード勝負。
蒸し上がった麺はごま油をかけてほぐし、チキンスープをベースとした調味液をからませていきます。味付けが出来たら型に麺を入れて再度スタッフさんに渡します。
型に入れた麺を揚げてくれます。
揚げ終わった麺です。チキンラーメンっぽくなりました。
最後に揚がった麺をパッケージングして貰って完成。こちらも工場で行っている作業を簡略化しつつポイントは抑えて手作業で行う楽しさがありました。
マイカップヌードルファクトリーもチキンラーメンファクトリーも身近な商品を作ることを体験出来る楽しさがありました。こんな風に作っているんだ、という理解の手助けにもなります。
大阪と横浜にしかありませんが、観光のネタとしても十二分だと思いますので、是非訪れてみてください。
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