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1章目完

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ジュニアユースチーム帯同

勿論ブラジルにはユースチームにもホペイロはいます。フリブルゴのように資金の少ないクラブでも。代表のSiqueira(写真右側)は選手の食事の手配から芝刈り、すべての業務をこなすスーパー社長。選手からの信頼も厚くジェンチボアだ。

用具の準備を終えていざ出発。だいたい遠征に行くときはどこに行くかもわからないミステリーツアーなので自分的には毎回楽しみでした。

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いざ出発!!!

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途中持参した食事を取り

カメラを向けて恥ずかしがる子はいない

個性爆発!キャラ濃すぎて若かりし頃の西山は対応できず


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自分がどこにいるかもわからない大自然を通り

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到着したスタジアムがもはや歴史的建造物W


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ピッチコンディションは最悪、重馬場といった感じ笑

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刑務所のようなロッカールーム…

いつものごとくマルキーのおふざけに付き合ってあげながら笑

26歳でこの腹はおかしいだろwwww

ジュニア年代の選手に茶化される感じは今の自分に重なる部分もw

この明るさに救われ腹を立て‥‥

ホペイロは明るく!チームを影から盛り上げる存在。そんな理想のホペイロを目指していこうとこの男の顔を写真で見るたび思い出す。マルキーはnao trabalho(働かない)と毎日みんなに言われるほど怠け者だったけどwww



お守りの力?

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練習試合に向かう途中バスが前の車に追突して止まる事故を起こした。

その後遺症で今もむちうちなんだが。

その日はなんのこっちゃ分からなかったが、実はブレーキが効かず前の車に衝突したらしいのだW

後1キロ先にはフリブルゴからリオへ向かう途中に通るくねくね道を通るところだった。

遠征は中止。

なんて運がいいのだろうかそれ以来社長にもらったお守りは旅に行くたびに携帯しています。OMD



別れの日


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スパイクくれ、服をくれ、日本人は金も持ちと、兎に角うるさかったユースの選手達もお別れと思うと寂しいものです。

クラブスタッフはじめ選手のほとんどがわけのわからない日本人を面白がりよくしてくれた事にとても心が満たされる感覚を得ることができた。

物と環境に満たされているけど何故か心寂しい日本

物と環境は不十分だけど心が満たされる国ブラジル

かなり傾いた言い方しているけど。

勿論日本でも心満たされている生活を送っている人は沢山いるし、自分の周りの人は基本的にはハッピーに過ごしている方の方が多い

一方で孤独死、自殺の数が圧倒的に多い異常国だ(ブラジルはサル殺人が多いw)

それはまず普通の基準が高い。

常に誰かと比較され周りの目を気にして周りの期待に応えなければと感じながら生きなければならない強迫観念。

就職は大学卒業したらという常識という名の同調圧力。

一度レールから外れたら社会復帰が難しいなどなど。

擦り込み?義務教育?いつの間にか洗脳されている?

事実として社会はそんなに甘くない。みんながみんなたちなおれるチャンスを掴めるわけではない。人に対して誠実な対応をして、人を大切にしていかなければ一人ぼっちになってしまうのは当然だとも思う。

まずは不倫騒動のニュースを永遠と垂れ流すのではなくもっと身のあるニュースをお願いしたい笑(着地点を見失ったW)

兎に角数え切れない経験を積ませてくれたフリブルゲンセ、ツネ、正治さんに感謝


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第2章へ続く

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