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愛のギロチン(小説)

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短編小説『愛のギロチン』です。以前書いた同名の作品を大幅に加筆・修正したものになります。
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【小説】 愛のギロチン 20

マガジンTOPへ 20「えっ、そうなんですか」 思わず驚きの声が漏れ、昭一の視線を追うよう…

rou kodama
3年前
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【小説】 愛のギロチン 19

マガジンTOPへ 19 「事業としては、どんなことを?」 大貫がどこかへ行ってしまった後、俺…

rou kodama
3年前
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【小説】 愛のギロチン 18

マガジンTOPへ 18 数日後、俺は大貫の職場だという「多賀岡工業」にやってきた。予想通りと…

rou kodama
3年前
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【小説】 愛のギロチン 17

マガジンTOPへ 17 ギロチンと聞いて思い浮かぶのは当然、あれだ。フランス革命とかそういう…

rou kodama
3年前
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【小説】 愛のギロチン 5

マガジンTOPへ 5次の日の朝、俺は耳障りなノックの音で目を覚ました。 目を薄っすら開くと…

rou kodama
3年前
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【小説】 愛のギロチン 3

マガジンTOPへ 3二階建てのアパートは、壁が薄いと有名なウィークリーマンションに毛が生え…

rou kodama
3年前
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【小説】 愛のギロチン 2

マガジンTOPへ 2俺の家は千葉市内にある。錦糸町から総武線快速で稲毛駅まで来て、そこから小仲台方面に徒歩10分ほどにある古アパート。ここで一人暮らしを始めてかなり経つが、20代の新社会人ならまだしも、40手前のサラリーマンが住むような部屋じゃない。 本木とは何となく気まずいまま別れた。本木は本木で真剣に心配してくれていたのだろうし、同情的な慰めももらったが、「ウチに来てください」という言葉はついに出なかった。 帰り道のいつものコンビニエンスストアに、惰性で入る。

【小説】 愛のギロチン 1

マガジンTOPへ 1 「え? 辞めるんですか、会社」 錦糸町南口の小奇麗な飲み屋。俺が退職…

rou kodama
3年前
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