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第12夜【簡単に映画のレビュー】

【マレーナ】 2000年 92分 イタリア アメリカ合衆国製作
 
★内容:町一番の美人に、子供が恋をし、妄想を膨らませる話。
★撮り方:言葉では説明せずに、細かい感情表現を表情や、役の容姿の変化などで、表しているのが凄い。特にマレーナが決意を表すシーンはかっこよさと悲しさがある。
★俳優:モニカ・ベルッチの迫力がすごい。だが、お父さん役のルチアーノ・フェデリコの演技が個人的には好き。
★台詞:「心に残るのは、あの少年の日に愛した女(ひと)だけ。マレーナ・・・」
★一言:よくある大人のお姉さんとの恋愛じゃなくて、主人公である子供が、ただひたすらに大人のお姉さんにストーカー行為や妄想を膨らませるのがいい。最初は主人公の性の目覚めやアホな行為に笑えるのだが、後半からは戦争の影響で人生の転落、強く生きようとする意志、青春、成長、などグッと引き込まれる場面がある。
さすが、ニューシネマパラダイスの監督、ジュゼッペ・トルナトーレ。
 
個人的点数★★★★★☆

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