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今更ながら『すずめの戸締まり』

始めに

皆さんこんにちは、あらさーです!
本日は公開5カ月近くたってようやくすずめの戸締まりを見てきたので、軽く感想とか書いていこうかなと思います。
※ネタバレ含むので注意です!

私と新海誠について

なんか「二人のなり染め」みたいなサブタイトルですが笑
私はもともと大学に入ってから所謂オタク文化に本格的に触れた人間で、過去の名作をひたすら視聴しては秋葉原でグッズを収集したりしてました。一時期は部屋中にタペストリーが飾ってあるThe オタクでした笑
当時はあまり食に興味はなかったので、仕送りの多くをグッズ購入に充てていたと思います。
そんな生活の中出会ったのが新海さんの「秒速5センチメートル」で、その映像美と、万人受けはしないであろうフェチズムに惹かれました。
そして新海さんの最新作として大々的に発表されたのが、あの「君の名は。」です。たぶん10回ぐらい劇場で見たと思います笑
また、「天気の子」は世界最速上映で生新海さんにもお目にかかりました。

動詞のweatherに困難を乗り越えるという意味があるのを初めて知りました。

このように、新海さんのファンなのですが、今回は公開後5カ月近く見に行っていませんでした。
理由は2つあって、1つは主人公2人の年齢が(ぱっと見)離れていたこと、そして君の名は。以降の災害をテーマとした作品の集大成ではないかと感じていたことがあります。
新海さんの作品は言の葉の庭などの例外はありますが、基本的に年の近い男女が主人公であることが多く、また個人的にもそうした作品を好んでいます。そのため、今回のキービジュアルを見たときは「あー年の差かぁ」と思ってしまったことは否定できません。(実際はそんなに離れていませんでしたが)
そして、これは完全に感覚的な予想でしかないのですが、今回の「すずめの戸締まり」をもって、災害をテーマとした作品群は終わりなのかなと思ったので、少しもったいぶっていたのもあります。ちなみに集大成と思ったのは、より直接的に3.11をテーマにしているからです。


感想

まず始めに、一回見ただけではわからないところが結構あったのと、見てから1週間放置したので少し忘れているところがあるかもしれないです。。

最初の草をかき分けて進むシーン、うぁぁ新海誠だ~笑
これだよ、これ。
また、すずめって女の子の名前なのか、と。
雀が出てくるのかと思ってた。(だとしたらキービジュアルに出てるよな)
そして声が可愛い。演技がどうこう以前に声質に惹かれます。
一方、男性主人公・草太の声優さんは声は良いのですが、ややなよっとした印象を受けました。

そして、ダイジンによって草太が椅子になるシーンは驚きました。CM等一切見ていなかったので、最初は消されたのかと思いました。一気にシリアスになるのかと思いきや、割とコメディな感じに。

そういえば、ダイジンはすずめのことが好きなようですが、それは地面から抜いてくれたから?ここがいまいちわかりません。

ここからダイジンを追いかける旅が始まります。(君の名は。以降、何か現状に窮屈さを抱えた主人公がでてくる共通点がありますね。)
中でも気になったのが、神戸でスナックをしている二ノ宮ルミの声優さんです。私は関西出身ですが、違和感なく関西弁(神戸三宮~大阪北部)の方言を話されていたので、ネイティブだと思っていました。しかし、調べてみると千葉出身の方らしく、凄いなと思いました。

東京でミミズの全体が明らかになったシーン。
ここまでの旅で、危険を冒してまですずめが草太を助けに行くほど好きになるきっかけがよく掴めなかったのですが、何か見逃しているのか、イケメン加点が強すぎるのか。。

続いて、草太を助けに行く旅。
芹澤良い奴すぎる。土手に車が落ちたシーンは劇場でも笑っている人が結構いましたね笑

最後に、常世での幼き日のすずめ自身との出会いはまさに「扉の向こうにはすべての時間があった」でしたね。その時のすずめのセリフが、新海さんが本作で伝えたかった事そのものでしょう。


終わりに

今回も記事を読んでいただいた方、はじめましての方、皆さんありがとうございます。良ければいいね押していただけると喜びます。

正直わからないところが多いので、早く配信で見返したいですね。
評価は正直難しいですが、個人的には天気の子と同じか、やや下というイメージです。ただ、やはり作品への理解が足りていない感はあるので、あくまで目安です。天気の子は大人受けしにくい作品でしたが、グランドエスケープのシーンのようにここを見てくれ!というシーンがありました。
今作も幼少期のすずめと会うシーンは好きですが、カタルシスという一点に絞れば天気の子に軍配が上がるかなと思います。

◎わからないことリスト
・ダイジンがすずめを好きになった理由
・すずめが草太を命を懸けるほど好きになった理由
・サダイジンは何故抜けたのか
・欠けた椅子の脚1本に意味はあるのか

とはいえ、興行収入は天気の子を超え、国内144億円に届く見通しです。
5カ月も上映されているのも凄いの一言に尽きますね。

少し気が早いですが、次作のテーマがどうなるのか、災害をテーマとした作品となるのか、あるいはまったく別のものとなるのか、今から楽しみにしています。

それでは!


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