キャンプと、生きる時間
・【なんとなく…】をやめるきっかけ
私の休日は代わり映えなく、毎週末はお酒を飲み、たまの休肝日はただ寝てるだけ、【なんとなく過ごす日】の繰り返しでした。
楽しくなかったわけではないですよ、その時はその時で楽しかったです。
でも【何かが欠けてる、何かが足りない…】そんな感覚でした。
私がキャンプを始めたきっかけは、以前誘われて行ったキャンプで
焚き火を使って料理を作り、
お外で風を感じながらお昼寝して、
夜は焚き火にあたりながらまた美味しい料理とお酒を頂く。
その瞬間は今までにないほど貴重だと感じた時間で、とても新鮮でした。
その後、【ひとりでもキャンプ行ってみたい!】と思うようになり、2020年1月、最低限の装備だけを揃えソロキャンプを始めました。
・楽しみ方は【生きる】こと
「今、生きてるな〜!」そんなこと、普段はあまり考えないのではないでしょうか?
私も、あまり考えたことはなかったです。
だって意識しなくても普通に生きて、生活してるし…笑
でも、キャンプで過ごす時間は、私にとって【生きること】を楽しむ時間です。
極端に言えば、【生きる=衣食住】を自然の中に一時的に移し、その時間を楽しんでいる感覚です。
今日寝る場所を選び、テントを張る。
海を眺めながら、夕日が沈む様子を見ていたり。
お外で作った料理を食べながら、焚き火にあたる。
空一面の星空を、砂浜に寝そべってただ眺める。
特別なことは何もしていなくて、
そこにある自然に触れて【今、生きている時間】を楽しむ休日に変化していきました。
生きること自体を楽しむって、意外とシンプルなことで、ハードルが低いと思いませんか?
それがキャンプでなくても、
料理を作っている時間、ペットと過ごす時間、家族と過ごす時間、「生きる」ことを楽しむ事は、身近にある何にでも置き換えることができるのではないでしょうか。
・日常生活での変化
キャンプに行くようになってから変わった事があります。
それは、日常での【感謝】が増えた事です。
当たり前だったことは、何ひとつ当たり前じゃなかったということに気づかされました。
同時に、感謝する事が増えてからは、「本当に感謝したい人・物に囲まれて生きよう」とも思うようになりました。
その方が、「生きる」をより楽しむ事ができるからです。
この変化こそが、私の心をゆたかにしてくれました。
蛇口をひねれば水が飲めること、トイレがあること、暖房や冷房のスイッチを付けるだけで快適でいられること…
家族がいること、友達がいること、キャンプに行けること…
全てが当たり前じゃないからこそ、貴重で大切なんだと感じます。
・素直にやってみる勇気
きっかけは【私もキャンプをやってみたい!】
ただそれだけで、生きることそのものを楽しむという、シンプルな幸せを感じられるようになりました。
何かをガラッと変えたわけではありません。
ただ、【興味のあったキャンプを始めた】だけ。
今でも安い道具ですよ。最初は近場で日帰りキャンプでしたし、お古の道具をもらったりもしました。
見栄や形ではなくて、【まずやってみる】これが大きな転機でした。
素直に、やりたかったキャンプに挑戦してみて、本当によかった。
これに尽きます!
最後まで、この記事を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたの【まずやってみたい事】をやってみる勇気が、
何かのきっかけや、あなたの【転機】となったら幸いです。
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