ドコモの携帯電話料金値下げ表明について考える。

詳細がまだ不明だから本当にトータルでの値引きとなるのか。何度も値下げ詐欺にあってきたユーザーとしてはまだ信用しにくい。通信費と端末代金の分離で月々サポートを無くしてその分を通信費の値下げに当てれば割合的には値下げになるが、トータルでは端末代金を含めた時には現状維持もしくは値上げとなるかもしれない。ただ、あえて株価が下がるリスクを追ってでも事前に発表したところに何か政府側に対応したというポーズを取っているのか意図があるような気もする。

端末と通信代の分離は理解できるが、結果的に合計額が値上げになってしまいそうな気もする。消費者が求めてるのはトータルでの値下げであり、2年縛りに関しても自動更新で2年縛りが継続されてしまう点が納得いかないだけなんだよね。通信費の4割値下げだとトータルでは値上げになるだろう。それならば2年縛りは最初の2年のみであとは解約自由にして、料金に関してはトータルでの値下げが実現すればいいんだよ。

日本の通信品質が高い事は十分わかってるし、それに伴うコストも高いのは理解できるが、携帯会社各社の売り上げから考えるとあまりにも儲かる仕組みになり過ぎてる。せめて、市場の活性化をおこなうのに楽天以外にも電波オークションなどで新規参入を促すべきだと思うがね?

上場控えたソフトバンクへのプレッシャーだったり、新規参入の楽天への牽制であったり、MVNO潰しなど様々な声があるが、
あくまでも通信費の値下げをしますといってるわけだしね。そして、その理由を政府から言われてるから値下げしなきゃならない。だから減益となると言い訳しているだけなんだよね。こうゆうやり方をするならば政府も電波オークションなどおこなって携帯事業を楽天以外にもどんどん解放すればいいんだよ。3社独占となっているから競争が起こらないわけだからさ。

「値下げはすでに終えている」とKDDI高橋社長は発言しており、これ以上の値下げをしない模様。実際KDDIの場合はauとUQと既に選択肢を設けており、実際通信回線もUQは他のMVNOとは異なる品質を提供しているからね。更にいえば確かに通信費と端末の料金分離を形式上はおこなっているという強気の判断だろう。正直失望しかないが、ドコモもこのような形式上の値下げになる可能性が十分あり得る。嫌ならやめろというメッセージであると個人的には思う。

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