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初めての投資信託#005

正常化バイアスに注意

マインドは自分でコントロールできます。
しかしここで錯覚してしまう事があるので注意が必要です。
それは『正常化バイアス』です。

共通目的を持った人たちの集団

共通の話題をもった人々が一堂に会する事が増えてきます。
特に注意すべきなのは、ずばり『投資セミナー』です。セミナーでは安心感や情報の共有をもたらしてくれますが、その一方で危険性をはらんでいる事があります。(私もセミナーで大損失しました)

その危険とは何か

それは『情報の偏り』です。
同じ情報源から同じ情報を得るので「自分たちの行いは正しい。間違っていない。」「儲かる想像しかできない。」「この儲け話を知らない人(セミナー不参加者)よりも、早く投資に参入すれば得する。」と考えます。
つまり、盛り上がっているセミナーの最中はリスクに考えが及ばなくなるのです。まさに集団思考です。

特に友人知人と一緒に参加するとなおさら危険です。
矛先が危なくなっている事に気づいたとしても、自分だけ投資からの離脱、変更が難しくなるのです。
投資セミナーで私が誰かを誘ったことはなかった点は不幸中の幸いでしたが、実際に知人、友人、親戚で参加するグループも多く、彼らを思うと気の毒でなりません。人間関係も崩壊しますから。

それでも投資セミナーに参加したいとき

すべての投資セミナーにメリットとデメリットは含まれています。
参加する場合に注意したい点をお伝えするとすれば、投資は自己責任だという事です。この台詞はセミナーでも必ず言われる言葉です。つまり、「この投資をお勧めしますが、何があっても主催者は責任を負わないですよ」と言っているわけです。
したがって、セミナー主催者にも、一緒に参加した投資家たちに対しても、忖度してはいけません。そして投資額は無理しない額に設定する事です。
「●●円以上でなければならない」という設定がされている投資は危険です。

まとめ

①『私の経験』投資セミナーに参加して大損を出した。
②『投資セミナー』への参加は様々な危険が潜む。
③『その危険とは』過度な情報共有、集団思考、それから生まれる市場の偏りが起こる事。
④『知人、友人と参加してはいけない』相手に忖度して離脱、変更が困難になる。投資額を無理して破産する。リスク分散できない。
⑤『投資セミナーに参加するときの注意点』周りに忖度しない。堂々と無理しない投資額で参入しましょう。


だから私は本を読む

投資セミナーに参加する事が大好きでした。そこにいるだけでお金持ちの一員に慣れる気がしたし、誰よりも情報を早くゲットできて得した気分になりましたから。
しかし振り返ると、今まで参加した投資セミナーで紹介された投資先はことごとく失敗。消滅してしまいました。


だから私はいま、本を読んで自分のタイミングで投資をする事を好むようになったのです。
この本の言う通りにして(貯金感覚の少額投資)いれば、利息がついてくるのですから。

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