見出し画像

友人の小説家達と作った本「ひとひら怪談」を宣伝。

豪華作家陣による私家版怪談小説冊子が期間限定でオンライン通販をしているので、こちらでも宣伝をしておこうと思う。

映画「来る」の原作者・澤村伊智さん、「記憶屋」の織守きょうやさん、ゲーム「Fate Grand Order」のイベントシナリオを担当された円居晩さんをはじめ、様々なジャンルで活躍されているプロの小説家の方々に寄稿頂いた豪華同人冊子。

数年後には間違いなくプレミアが付いている高純度の怪談作品集ですので、是非ご興味のある方はお買い求めください。

著者紹介

藍内友紀
『星を墜とすボクに降る、ましろの雨』(早川書房)

浅倉秋成
『ノワール・レヴナント』(講談社BOX)
『教室が、ひとりになるまで』(KADOKAWA)
『九度目の十八歳を迎えた君と』(東京創元社)。

岩城裕明
『ようこそ、ロバの目の世界へ。』(講談社BOX)
『事故物件7日間監視リポート』(KADOKAWA)

織守きょうや
『霊感検定』(講談社BOX)
『記憶屋』(KADOKAWA)

ササクラ
『緋色のスプーク』(講談社BOX)
『かえさずの指輪』(『5分後に起こる恐怖 世にも奇妙なストーリー 呪いの螺旋』所収、西東社)

澤村伊智
『ぼきわんが、来る』(KADOKAWA)
『ファミリーランド』(早川書房)

篠たまき
『やみ窓』(KADOKAWA)
『人喰観音』(早川書房)

白井智之
『人間の顔は食べづらい』(東京創元社)
『そして誰も死ななかった』(KADOKAWA)

津久井五月
『コルヌトピア』(早川書房)

百壁ネロ
『ごあけん アンレイテッド・エディション』(講談社BOX)
『母の嘘』(アンソロジー『悪意怪談』所収、竹書房)

堀井拓馬
『なまづま』(KADOKAWA)
『臨界シンドローム 不条心理カウンセラー・雪丸十門診療奇談』(KADOKAWA)

円居挽
『丸太町ルヴォワール』(講談社BOX)
『キングレオの回想』(文藝春秋)

円山まどか
『自殺者の森』(講談社BOX)
『八月の底』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

矢部嵩
『紗央里ちゃんの家』(KADOKAWA)
『〔少女庭国〕』(早川書房)

写真:才田翔
デザイン:円山まどか

(五十音順・順不同)



・・・ここから裏話。

編集長からこの冊子への依頼があって表紙と挿絵の制作を担当させて頂いたのだが、無茶振りとして掌編小説を1編書くように言われ、その場で安請け合いをしてしまった。

プロの小説家の中に素人がひとり混ざってるという歴史に残る公開処刑である。

デザインや芸術に対するキャプションはよく書いていたが、小説となると異業種なので全く筆が進まない。締め切りが近くなるにつれ、凄まじい重圧に襲われて何度も書き直したり、友人の小説家達が参加しているイベントへ趣きアドバイスや校正をしてもらったり。

最終的になんとか形にはなったものの、やはり読み比べてみればプロとの差は歴然だった。その比較サンプルとしては良い仕事ができたと思う。泣いてなんかいない…うぅ…

この本に関わらせて頂いてから幅広いジャンルの文章を書けるようになりたいと思うようになった。この日常noteをはじめたのもそれが理由のひとつだ。ライターとして、短編小説家として仕事ができる程度には成長したい。

そんなわけで「ひとひら怪談」ならびにこの日常noteを今後ともどうぞよろしくお願い致します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?