#【第4回】自由律俳句&エッセイ 又吉直樹とせきしろさん&自作
さて今回は、現代自由律俳句のパイオニア又吉直樹(芸人なので親しみを込めてこう呼ぶ)とせきしろさんについてお話しましょう。
尾崎放哉から現代まで、随分と長い年月がありますが、
その間自由律俳句はどうなっていたんでしょうか。静かなブームというものだったんでしょうかね。
そこを切り拓いてくれたのがお二人。さて、まずは、せきしろさん。あまりにも有名な自由律俳句の本[まさかジープでくるとは]と[カキフライがないなら来なかった]で初めてその名を知りました。その時の肩書は文筆家になっていたので、又吉に近い人なんだろうかと思ってたんですが、放送作家をされてるんですね。偶然にも私が好きだったNHKの特番[たとえBAR]の構成をされていたとは驚きました。好きなものは繋がるんでしょうか。
そして又吉直樹。私は彼がデビュー当時[笑っていいとも]の水曜日の[ことわざアレンジ]コーナーに出ていたときのことを覚えてます。
若手芸人には珍しいテンションの低さ、どこか憂鬱さを醸し出す雰囲気があって、惹きつけられました。[あとの祭り]をアレンジした作品が[骨壷になって空港に名医くる]。(なにしろ私の脳内メモリーだけで書いてるので多少は表現は違うかもしれません)[のれんに腕押し]が[墓地にヤッホー]。タモリの作品が[海岸でヤッホー]だったので発想が似てます。これですっかりファンになり、芸人としてはもちろん、文筆家として、小説の出版、後の芥川賞受賞、エッセイや自由律俳句など目覚ましい仕事ぶり。
自由律俳句の先駆者として、これからもお二人の活躍に注目したいですね。
さて、本日の私の自由律俳句。
💐はみだしたアイラインをじっとみる
💐ハイヒールはもうはかない
💐ルージュの赤にたじろぐ
(今回は女性がテーマ)
以上です。次回はこれからの作品について書いてみたいと思ってます
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