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ゴールドVS米国株「ITバブル崩壊からリーマンショック後の高値更新まで株価低迷の時代」をチャートで振り返る

下のチャートをご覧ください
黄色 ゴールド
灰色 シルバー
赤  S&P500
青  NYダウ
黒  MSCI USA(米国株612銘柄配当債投資)

  • 約12年で次のように上昇しました。

    黄色 ゴールド 約5倍
    灰色 シルバー 約5倍
    赤  S&P500 約15%
    青  NYダウ 約20%
    黒  MSCI USA(米国株612銘柄配当再投資) 約50%

ITバブル崩壊からリーマンショック後の回復までの特徴として

1.ITバブルの崩壊
インターネット関連企業の株価が急騰。しかし、収益基盤のない企業が多く、株価は急落。「ドットコムバブル」が崩壊し、株式市場は大幅に下落し、アメリカ経済は景気後退に陥った。

2.2000年代初頭の低成長と金融緩和
FRBは不況対策のため金利を引き下げ、資金供給を増やした。これにより、住宅市場が過熱し、住宅価格が急騰。これが後にサブプライムローン(低所得向け住宅ローン)問題に繋った。また、低金利のドル資金が新興国に向かいドルキャリートレードによる新興国株ブームが起こった。

3.リーマンショック(2008年)
サブプライムローンの急増が住宅バブルの崩壊を引き起こし、多くの金融機関が不良債権を抱えました。2008年9月、リーマン・ブラザーズが破綻し、世界的な金融危機が発生。

4.リーマンショック後の経済回復(2009年-2013年)
FRBは量的緩和政策を実施し、金利を低水準に維持。これにより、株式市場や資産価格が回復しました。しかしアメリカ経済の回復は緩やかであり、雇用や賃金の回復は遅れた。

私の視点で解釈しますと
・ITバブル崩壊から株価は高値更新をせずにリーマンショックが発生で長期低迷時代
・米国株が低迷する時代はゴールドが買われる
・グローバル化が大きく進み、金融自由化がほぼ完成し、この時代から全世界的な視野での投資が重要になる。
・現在は円キャリートレードだったが、この時代はドルキャリートレードだった、環境はいつかは変わる。
・今振り返れば、中国株などはドルキャリートレード勢の投機的利益目的の玩具だったと見える。


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