2017 彦根、近江八幡の旅
秋の爽やかな風が吹く中、滋賀県の歴史と風景を堪能するために彦根市と近江八幡市への旅に出かけました。まずは国宝・彦根城がそびえる彦根市。美しい天守閣と庭園に心を奪われ、城下町の風情を楽しむでしょう。その後、八幡堀やラコリーナ近江八幡で有名な近江八幡市へ移動し、水郷の静かな風景と近江商人の歴史に触れました。この旅は、滋賀の魅力を再発見する素晴らしい機会となりました。
彦根駅
10月27日の朝、彦根駅に到着しました。駅前には井伊直政公の像が立っており、歴史を感じさせます。彦根城へ徒歩で向かいます。駅前お城通りには石材屋の前にひこにゃん像があり、彦根のシンボルを楽しむことができました。
彦根城
まず訪れたのは彦根城です。彦根城は滋賀県を代表する城で、築城410年祭が行われていました。立派な天守閣が印象的で、国宝にも指定されています。天守閣からの眺望は素晴らしく、現存天守の他の城の写真も展示されていました。歴史的な建造物や厩舎の馬に圧倒されました。
楽々園・玄宮園
楽々園は、江戸時代に井伊家の別邸として建てられた庭園で、美しい池泉回遊式庭園が特徴です。池の周囲を歩きながら、四季折々の風景を楽しむことができ、春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色といった自然の美しさが堪能できます。
玄宮園は、彦根城の北東に位置する大名庭園で、池泉回遊式の美しい風景が魅力です。広大な池を中心に、四季折々の花々や木々が彩りを添え、静かで風情ある散策を楽しめます。池に映る彦根城の姿は絶景で、特に紅葉の季節には多くの観光客が訪れます。江戸時代から続く歴史と自然が調和する庭園です。
夢京橋キャッスルロード
夢京橋キャッスルロードは、多くの商店が立ち並ぶ観光スポットです。ここでは様々な食べ歩きを楽しむことができ、特に近江牛コロッケが美味しかったです。
ノスタルジックな雰囲気が漂う通りで、散策するだけでも楽しい場所です。
四番町スクエア
四番町スクエアは、大正時代をモチーフにモダンな外観の建物と、ガス燈やところどころに置かれたモニュメントなどがあります。お店マップを参考にしながら散策しました。多くの店があり、ショッピングや食事を楽しむことができます。
昼食：ラーメン本気
昼食は「ラーメン本気」でいただきました。
店名の「本気」は「マジ」と読みます。外壁に描かれた金剛力士像の絵が迫力満点でした。ここで食べたあんかけちゃんぽんは、ボリュームがあり、美味しかったです。
花しょうぶ通り商店街
昼食後は、彦根市の花にちなんだ「花しょうぶ通り商店街」を散策しました。
ここは平成28年に通り一帯が伝統構造物的建造物保存地区に認定され、趣のあるノスタルジックな雰囲気で、商店街を抜け駅へと向かいました。
ラコリーナ近江八幡
彦根から列車で移動し、次に訪れたのはラコリーナ近江八幡です。ここでは徒歩で向かう途中、日牟礼八幡宮で奉納菊花展が開催されていました。
ラコリーナ近江八幡はユニークな建物が特徴で、ショッピングモールも楽しめます。特に、ルパンが乗っていたフィアットが展示されていたのが印象的でした。
八幡堀
ラコリーナ近江八幡を訪れた後、八幡堀を散策しました。この歴史的な運河は、近江商人の発展に大きく寄与した重要な水路です。水郷沿いを歩きながら、手漕ぎ和船を見ることができました。静かな水辺の風景が広がり、心からリラックスした時間を過ごしました。
おわりに
今回の旅はかなり歩いたのですが、見どころ満載だったためか疲れを感じませんでした。彦根市、近江八幡市の各々の新旧織り交ざった風景にすっかり魅了され、途中で食べた地元の名物コロッケやあんかけちゃんぽんも非常に美味しかったです。この旅を通じて、滋賀の豊かな歴史と自然、美味しい食文化を堪能し思い出深い旅となりました。
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