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OKRが強力すぎる

自律型組織「指示ゼロ経営」のチームづくりに OKRを取り込んでみました。

OKRはgoogleやFacebookなどでも使われている目標設定のフレームワークです。「Object and Key Results」の略で、Object(目的)とKeyResults(成果指標)を言語化します。

成果指標の言語化はKPIもよく使われていますが、OKRとKPIの意味は大きく違います。

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OKRについては色んな本が出ていますが、こちらがお薦めです。
僕の大好きなピョートルが書いているからだけでなく、ページ数が少ないというのもお薦め。

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自分たちで勝手に目標を設定して、自分たちで計測し、自分たちで振り替える。それがOKRを使った組織づくりです。

僕自身、指示100%の組織から、指示ゼロへの変化で大事なのは、自分たちで自身の未来を言語化する事だと考えています。
これまでKPIとしてトップダウンで決められていた、所属する部署やチームの目標を、自分たちでわがままに設定する。脱やらされを目指す。


そんな社内ワークショップをやってみました。

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参加メンバー5人でわいわい書き出します。ちなみに、zoomとGoogleスライドを使って、フルオンラインで開催しました。

参加メンバーが作ったOKRがこちら

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1年後に1か月休んで、旅行に行く
最高のハイタッチができそうです!私もしたい(笑)


それに向けて、メンバー同士で有休休暇、旅行積立、旅行計画、訪問先の言葉をお互いでウォッチしていく。最高に楽しそうなチームが目に浮かびます!!


ここからが、驚きました
最後に書き足したKeyResultsがこの2つ

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凄くないですか!?

指示100%組織でも、当たり前の様に「生産性をあげろ!」「メンバーを育てろ」と言われ続けてきたと思います。
それを自分たちの声として「1か月分 約8%の生産性アップ」、「1か月間1人減っても運営できるメンバー育成」この2を追加しました。

これは強力だと思います!!

僕自身、似たような経験をした事があります。
長男の高校受験の時、無理やりに塾に通わせていました。まったく成績が上がらず、、、本人も塾が嫌になり、受験直前の12月に塾を辞めてしまいました。。。
次男の高校受験の時、塾には行かずに自宅勉強だけをしていました。ただし、行きたい学校や、その為に必要な成績は自分で書き出し続けてもらっていました。

長男と同じように全く成績が上がらず、、、
中3の秋に次男が決断したのは「塾に行きたい」と僕に直談判した事でした。自分で3つの塾を下見して、授業料も把握した上での直談判

結果として、最後の通知表で9教科で4つアップさせました。
塾に入ってから通知表が出るまでは1か月半です。

それと同じことがOKRでも起こせると感じています。

今回のワークショップは、ある部署の一部のメンバーの参加でしたが、チーム全員で1つのOKRを作れば、同じ仕事、同じ制度の中でも最高なチームワークが作れるのではと思います。

お試しあれ!!






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