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【ポケカ】2006年に活躍したスタンダードデッキ5選 【ADV/PCG】

記事を読んでいただきありがとうございます。ろしです。
引き続き、過去のスタンダードのデッキを紹介していこうともいます。
2006年はADV1~PCG9「最果ての攻防」にかけての時期です。
2003年に発売されたADV1からはじまり、PCGの最終弾である最果ての攻防が実装されPCGシリーズの集大成のような環境となります。

このフォーマットに関しては今でも非常に人気であり、今でも自主大会や研究が進んでおり、今なお進化を続けているフォーマットになります。
非常にたくさんのデッキがあるため、紹介したいデッキはたくさんありますが、ここでは当時のデッキでかつ5種のデッキに限局して紹介をしたいと思います。

とその前にこの当時の環境を簡単に説明をします。
このカードプールでは

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ピジョットなどの強力なポケパワーを使用したデッキとそのポケパワーを無効化する封印の結晶を使用したデッキが存在しており、ポケパワーデッキ対封印の結晶デッキという縮図だったのではないかと思います。
その中でもまずはポケパワーを使用したデッキから紹介したいと思います。

サーナイト

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まず紹介しますのはサーナイトデッキです。
このサーナイトはADG~PCGにかけて何度も登場した優秀なサーナイトを使った中速デッキです。
この最終弾にて実装されたこのサーナイトδexですが、ポケパワーを軸に使うデッキであるものの、ポケパワー「ふういん」により一方的に相手のポケパワーを封じることができる点、封印の結晶とは違い「暴風」にて解決ができない点、当時このような中打点の2進化デッキはハッサムexを苦手としていたものの、サーナイトδexは炎タイプであり一方的に弱点を突くことができるなど、非常に優秀なポケモンでした。

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また分岐進化のサーナイトも非常に優秀であり、アタッカーとしても使用できる火力も持ちながら、エネルギーを自由に動かすポケパワーも所持しています。
ここにあげただけで3色も出てきています。それだけで色拘束に不安な声があがるかもしれません。
しかし大丈夫

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この環境ではホロンのポワルンにより色拘束などあってないようなもの。
ワープエネルギーとホロンのポワルン、ホロンのコイルを使いながら展開し、サーナイトδexのかえんだまとサーナイトδのエネスイッチを駆使してエネルギーをバトルポケモンから逃がしながら節約をして戦います。
バリエーションも多く

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ハッサムexを加えた型、ホロンのポワルンとの相性と色があってることもあり

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ルギアexをフィニッシャーに添えた型などもありました。
この年の全国大会ではハッサムexを添えたサーナイトハッサムが優勝をしています。

フライゴンサンダース

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フライゴンサンダースはフライゴンδexを軸としたデッキで、そのフライゴンを

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フライゴンδとサンダースexがサポートを行います。別名フランダース。
単純にサンダースexのポケパワー「しんかのいかずち」で全員にダメージカウンターが乗るとフライゴンδexの「ねんどうは」で効率よくダメージをばら撒くことができます。
フライゴンδex自体HP150と高いHPを誇りながら弱点が存在せずに非常に高いスペックを誇っています。
δ種のポケモンが軸となるため、サポートカードも多く人によってもδ種に寄せた構築や普通にピジョットを採用した構築などいろいろなバリエーションが存在しました(サンダースの採用の有無を含め)。
特にδレインボーエネルギーを使用できる関係で

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を使用できることは大きく、進化ポケモンでかつ抵抗力を持つため苦手なハッサムに対しての決定打を持つことができました。

とポケパワーデッキを2つ紹介しましたが、もう1勢力の封印の結晶デッキも紹介して行こうと思います。

ライエッグス

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封印の結晶デッキの代表格として紹介させていただくのはこのライエッグスです。
ライエッグスは、ライチュウδとナッシーδの非ポケモンexの2匹をメインに添えたばらまきデッキです。

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封印の結晶と呪われた祠、そしてこの2匹のワザによりばらまきを行い、最終的に超古代ワザマシン(岩)を用いて勝利を目指します。
使用するポケモンが全てδ種であるため、ホロンのサポートカードの恩恵をフルに受けることができ

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ホロンの導師+ホロンのポワルンのデルタドローを行い大量ドローで展開をすることもできます。このようなことができ、非ポケモンexの進化ポケモン・δ種というのは非常に幅広いサポートを受けることができるカテゴリーであると言えます。
またナッシーがばらまきだけでなく「デルタサークル」にて2エネで高打点を出すこともできるため速攻を仕掛けることもできます。
このように複数の攻撃角度を持っているデッキです。

このライエッグスに限らず、非ポケモンexであれば封印の結晶をつけることができる関係上、スクランブルエネルギーやWレインボーエネルギーとの兼ね合いで非ポケモンexの1進化を組み合わせたデッキが複数存在していました。

封印マグマ

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封印マグマはADGシリーズで登場したマグマ団のポケモンをメインに添えたデッキです。
発売当初、公式大会にて結果が出たことによりデッキパワーが証明されメタの一角として確立していたマグマ団デッキですが、カードプールの中でも昔のカードを使っている関係でカードパワーとしては落ち、環境から退場をしていました。
そんなマグマ団デッキでしたが封印の結晶の登場より封印の結晶とマグマ団のグラードンの相性の良さから一気に環境のトップにまで昇りつめたサクセスストーリーを持つデッキタイプです。
今までのマグマ団デッキはたくさんのシステムポケモンを使用する関係でデッキスペースが圧迫されていましたが、封印の結晶を使う関係上、アタッカーのみに濃縮されています。その関係でデッキ内にエネルギーリムーブなどの妨害カードを採用する余裕もあります。
直線的な攻撃だけでなく、ベンチ攻撃など攻撃角度を変えながら戦うこともできます。
そのようなサポートを受けながら非ポケモンexの種ポケモンの中でも高いカードパワーを持つマグマ団のグラードンを思い存分使ってください。

封印バンギマイン

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そして5つ目に紹介するのはこの封印バンギマインです。
前回の記事でも紹介させてもらったわるいバンギラスデッキですが、登場から1年が経ち構築が洗礼されただけでなく封印の結晶という武器も手に入れ強化されました。研究が進んだ現代でも環境の王者と言われることもあります。
基本的な動きはスピンテールでのばらまきからの

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超古代ワザマシン(岩)のストーンジェネレートであることは変わりませんが、サポートとしてマルマインexのポケパワー「エネエネボンバー」+

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ロケット団の幹部+逆転マジックハンド+スクランブルエネルギーというフルコンボ
そしてそこに加えて今回加わった封印の結晶が加わることで相手はピジョットのマッハサーチなどのポケパワーによる再展開は困難!バトル場を固定し、エネルギーを弾くことでスピンテールの試行回数を稼ぐことができます。
マルマインexによりエネルギーを加速することができるため、5エネワザであるかみちぎるも使用も容易であり、さらに幅広い範囲に対応が可能となりました。
幅広い攻撃範囲に加えて、ロックに近い要素も加わった王者にふさわしいデッキに仕上がりました。
そのため、闘ポケモンであるというだけで一定の価値が生まれることになります。

終わりに

いかがでしたでしょうか?
非常に複雑な環境であるため、説明しきれたのかちょっと怪しいところもあるかもしれませんが当時の雰囲気だけでも味わってもらえれば最愛です。
他にもこの環境ならではな特徴的なデッキも多くもっとたくさん紹介をしたいところですが、それはまた別の機会にでもしましょう。
この環境は非常の多くのデッキが存在しており、速いアグロデッキからじっくりと展開するミッドレンジデッキ、はたまたコントロール要素の強いデッキまで幅広い速度帯のデッキがあり、構築の自由度やこの環境ならではの展開などがあり非常に面白い環境です。
今でも自主大会などは行われていますので、興味を持っていただけたら嬉しいです。

またどこかの年代を切り取ってこんなこともできたら面白そうだなと考えています。
是非当時の思い出などあればコメントしていただけたら嬉しいです。
今回は以上になります。それでは長文になりましたが、もし面白かった、続きがみたい、他にもなんか書いてなどありましたら、♡押してくれたりコメント書いてくれたりRTしてくれたら喜びます。

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