ローズマリーとズッキーニ

痛みと回復の物語。およそ10年メディアの仕事に携わり、上司からのセクシャルハラスメント…

ローズマリーとズッキーニ

痛みと回復の物語。およそ10年メディアの仕事に携わり、上司からのセクシャルハラスメント、パワーハラスメントなどにより、体調不良になり退社。戦った記憶と、回復の話。本、料理、ウェイトトレーニング、海外生活とフェミニズムなどについて綴ります。

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さようなら、ラジオ。

およそ10年勤めたラジオ番組の制作会社をやめた。 私は、自分が勤めていた放送局を聞くことができない。 毎日毎日、仕事をしながら聞いた時報やアナウンサーが読むコールサイン、耳になじんだパーソナリティーの声、番組SS…  今も耳にすると、悔しさや悲しみが押し寄せて、吐き気がする。 やめたきっかけは、上司からのセクハラだった。 会社役員へセクハラの事実を訴えたあと、会社と協議に入った。 そのとき受けた、パワハラ、モラハラ。 信頼していた人からのセカンドレイプ。 全てに耐えられなか

    • 恋愛ができないと、祝福されないの?

      私は元ポリアモリー(ポリアモリー的交際経験がある)、 現在は同性愛者よりのアセクシャルだ。 アセクシャルとは、恋愛・性交の欲求がない人のことを指すらしい。 私は、『ほぼ』それだ。 誰かと恋愛したいとも、セックスをしたいとも思わないが、個人の性的欲求はある。その辺りは、個人差があると思う。 大事なことは、人を愛することができないわけではない。 尊敬しあい、関係を築くこともできる(と、思っている。) タイトルの問題にぶち当たった。 きっかけは、コロナ流行の最中、Faceboo

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      • 痛みを伴う声を上げる人へ。

        個人的な事、特に過去の経験やそれによって出来たトラウマを話すとき、 私たちは少なからずその行為において傷ついている。 私は今、完璧に回復したか? 残念ながら、答えはNOだ。 今も同じような場面になると動揺するし、ラジオ番組の制作をやめようと思った1つの原因の聴覚過敏は、今もストレスがかかると感じる。 加害者に体を触られた時のおぞましい感触は脳にこびりついて離れない。 もしかしたら、一生そのことと戦っていくかもしれない。 ハラスメントのことを話す時、私は毎回、“痛み”を感じ

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      • 恋愛ができない人の恋愛
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      • 私のセクハラからの回復
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      • ご飯とか飲み物とか
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