忘れられないから、困っているわけで。

よく、失恋したひと、しそうになってしまっているひとに、
「次、つぎ!!!」などの言葉をかけてしまう、かけられることも多いと思う。

これはもちろん、励ますための前向きなことばには違いないけれど、
ふらふらの玉砕状態にあるときには、とてもチープにというか、悲しさすら感じてしまうので、安易に言ってはいけない・・・と私は想う。

特に30代ぐらいからは、ほとんどの女性が「これが最後の恋」と想って望んでいるはず。

常にモテモテの羨ましい女子たちはさておき、
素敵ながらも不器用な女子たちは、
や~っと、いいなと想える人に出会えて、
連絡を取るようになり、
向こうもいいなと想ってくれて、
会うようになって、、、一生懸命に恋を実現化していく。

進展しながらも、一喜一憂を1000回繰り返し、

思うようにならないときに、もう無理かもしれない忘れよう・・・。
あ~、でも、どうしよう!助けて~!!!

の段階で、「次。」だけを言われてしまうと、
その次があれば悩んでないし、忘れられるなら話もしないよぉ・・・と、
ちょっとイジケてしまったりはしないだろうか。
優しさなのだろうな・・・とは感じつつ、ふらふら状態で余裕もない。

いまの世の中、色々な方法で出会いのチャンスは多くあるとしても、
やはり、ピン!!!っと感じることは、
変わらずというか、さらに希少なのではないだろうか。

心底いいなと想えるひとに出逢えるチャンスは本当に少ない。
きっと人生に数回あるかないか・・・数回もないのかな・・・。

本当にいいなと想えて、相手もそう想ってくれているようなら、
これは大袈裟でも何でもなく、奇跡に近いと私は思っているので、
ひとつやふたつ上手くいかなかったことや気に入らないことで簡単に手放さず、できるところまで、とことん突き進んでみたらどうかしら???と、
相談をしてくれる大切な人たちにはお話しをしてみている。

けしてネガティブなとことんではなく、ポジティブなとことんスタイルでと。

とことん突き進んだあとに、
上手くいったひとも、そうでなかったひとも、何故か同じように清々しい。
そして、これは間違いなく、みんな一段と美しく魅力的になっている。

相談されたときに「次!」と言ってしまうのは、その恋の苦しさから解放してあげたいという優しさなのだけれど、
もし大切な友人がまだ迷っているようなら、「次!」は次の機会にして、
もう一回だけ、その恋が素敵な展開になる方法を一緒に考えてあげるのも良いかなと。

今日は朝から、ちょっと暑い。
フレッシュで爽やかな甘さのあるペパーミントのお茶は、
ひらめきや直感を信じさせてくれそうです。

素敵な午後を。


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