見出し画像

【会話の教科書】ケーススタディ5


下記の背景と会話に基づき、太文字部のBさんの返事が好ましいかクソかを答えなさい。




背景
2人は友人同士。
今日は2人で外出しているようです。
次の目的地であるカフェへ移動しようとしていますが、公共交通機関がなく、タクシーを呼ぶしかなさそうです。



会話
Aさん「ここから駅まで歩いて20分で、カフェまでも最寄り駅から遠そう、、、タクシーだったらカフェまで15分って感じ」
Bさん「20分歩くのキツイよね。タクシーで行こう!」
Aさん「おっけー!じゃあタクシー呼ぶね!」
Bさん「いいよ!



答え 親の顔が見たい

「いいよ」という返事は気にせず使っている人が多いかと思いますが注意すべきでしょう。
「いいよ」は許可のニュアンスが感じられます。

この場合、マップを見て調べているのもAさんかと見受けられます。
Bさんは何をしているのでしょうか。
何もせずに「許可」を出すなんて何様でしょうか。
そしてどんなに仲が良くてもまずお礼。
ありがとうが言えない人からは育ちの悪さが滲み出ていますよ。
さぞ大切に育てられたのでしょうね😊
(訳 甘やかされて生きてきたんだな)


この場合、「ありがとう!お願い!」がいいでしょう。
もちろん次に調べごとがある時は率先して調べることを忘れずに。


「そんな細かいこと気にしないでしょ」
「許可とかそんなつもりで言ってない」
Bさんはそう思うでしょうね。
それはBさんが言葉に鈍感だからです。
いつも言葉を選んでいる、気の利いた素敵な人は少しの返事でも言葉を選んでいるでしょう。

こういった場面に限ったことではなく、お仕事や家庭において、本来なら「ありがとう、お願いします」と言うべきところで「いいよ」と言っていませんか?

「ことばづかい」の「づかい」は「使い」ではなく「遣い」。つまり気遣い・心遣いの「遣い」なのです。

どれだけ仲の良い友達や同僚、家族であっても、礼儀として気遣い・心遣いは必要です。
少しずつの気遣い・心遣いが言葉となり、人間関係を円満にするポイントとなります。


この問題に間違えた人は最寄りのコンビニでクソデカヴォイスで店員さんにお礼を言うように!
以上、解散!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?