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「セクシー田中さん」という漫画

おはようございます。
あんまり考えすぎることなく、noteを更新していこうと思います。

『セクシー田中さん』という漫画をご存知でしょうか?
作者の方がお亡くなりになったので、耳に残ってる方もおありかと思います。

この原作者様の訃報に接して、気落ちしてしまいました。
「セクシー田中さん」は、ついこないだ、ドラマをちょっと見て、気になって原作を読み、大好きになってしまった漫画です。
大好きな漫画はいくつもありますが、そのインパクトといい、魅力的なキャラクターといい、こういうことってあるよね、という共感しやすさといい、頭抜けていたと思います。
ひとつ思ったのは、「ドラマは原作とかなり異なるのね」ということ。
漫画は、その描き方から、キャラクターの設定、容姿からして、もっと深い意味を持たせているし、硬派だし、社会的な問題も含む、人によっては直視しづらい部分も描かれている。
千差万別の受け止め方があるでしょうが、私が、ズキューン!ときたのはひとつ。
自己肯定感の低さゆえ、生きづらい人たちの、なんとかして毎日を生きようとする姿でした。
中年と言われる世代になり、自分らしい仕事を持ち、伴侶を得て、本当に生き易くなりましたけれど、若い頃は辛かった。

漫画のキャラクターたちをみながらうんうんと頷いたり涙ぐんだりしながら見ていた。

このまま、全速力で逃げたいなんていつも思ってたし、小学校の頃は自分の悩みが1日に30個くらいあって、ひとつ山を乗り越えるごとに、ホッとしてその悩みを消して、、消した側から増えてうんざりしたり。

あまりに疲れすぎていたのか、10歳の誕生日の朝、自分の父に『お父さん、やっと人生半分だよ』と口走りました。父は相当驚いて、「半分てお前、20歳で死ぬつもりなんか?」と言われました。

とにかく40歳くらいまでは、ずーっとずーっと自分の自己肯定感の低さと毎日毎日格闘していました。

「このままでは、そのうち死ぬな」とぼんやり思っていたので、とにかくここから抜け出さなくてはと思って試行錯誤でした。

何をしたかというと、今回簡単に書くならば

1,寝る。とにかく早く寝る(病的に寝られないなら医者に行く)22:00には、電気を消して布団に入る。お風呂も何もかも諦めて寝る!そして、8時間は必ず寝る。

2.ヘム鉄、タンパク質のサプリメントを摂る。これは良質なものを。食事の内容も、炭水化物中心ではなく、タンパク質(肉、卵、魚)中心に。

3.自分のネガティブを受け止めて受け入れる。
あの頃自分の頭をよく、なでなでしていました。
よく頑張ったねとか、嫌な思いしたね、とか、辛かったね、傷ついたね、と自分に自分で問いかけていました。『ああ、私は〇〇のことで傷ついたんだな』『自分にがっかりしたんだな』ということを一度受け入れる。「自己受容する」というようですが、こういうことをずーっとしてました。
子どもにやるのと同じことですね。その子が感じていることを受け止めて、どんなふうに今感じているのか問いかける。

だいたいこの3つが1番効果があったと思います。
人間の心と身体は実によく連動しています。
まずは身体を休めること、身体に必要な栄養素を運ぶこと、日本人はだいたい、鉄不足、タンパク質不足、ビタミンD不足ですから、ここを重点的に。
そして、自分を客観的に見れる準備ができてきたら(脳と身体がある程度生きれるようになってきたら)心のケアしてみてください。

緊急の場合はもちろんお医者さんを頼りましょう。
これはあくまでも私の自己流です。
ちゃんと自分で自分のケアをしてあげてくださいね。

原作者様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。大好きでした。

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