見出し画像

メイクを落とすのが面倒な日は…

この三連休も非常に充実していた。

その前に、50代の先輩と話した時のことを少し書いておこうと思う。

その先輩は美意識が高く、年齢を感じさせない美しさがある。
理由はわかっている。美に関して貪欲なのだ。
少しでも綺麗になれる話があれば、飛びつくし、すぐに実行している。
また、性格も男前なので、話していて楽しいし、嫌な気持ちになることが一切ない。
見習いたいものだ。

その先輩と「夜、メイクを落とすのが面倒くさかった時の話」になった。
生きてきて、メイクを落とさずに寝てしまったことのある人は少なくないのではないだろうか。
かく言う私も、なかなかの回数で落とさずに寝てしまっている。
特に休みの前日や、お酒を飲んだ日はどうしても気が緩んでしまう。
酔っ払って帰った日など、気づいたら眠りこけている時もある。

そもそも、マスカラなどのアイメイクを落とすのに、マスカラリムーバーを使用しているのだが、その段階がもう面倒くさい。平日なら何とか頑張って行うが、気が緩んでいるときはその動作がこの世で最も面倒くさいことのように思えてくる。

帰り道は帰ったらとにかくすぐにメイクを落とそう。メイクを落とすことができたら、シャワーは明日でもいいから…と自分の中で唱えながら帰る。
しかし、帰って一度腰を落とすと、もう二度と立ち上がることができないのだった。

私の職場に、ファッションリーダーがいるのだが、その先輩はコロナのワクチンを打って副反応が出たときに初めて体調が悪すぎてメイクを落とさずに寝たそうだが、まずそれが初めてというのことが信じられなかった。

また、休みの日などは一切メイクをしない日も多い。
出かける予定がなければ日焼け止めは愚か、顔も洗わないので、スキンケアすらしない。
女性に対して、ある種の幻想を抱いている男性は多そうだが、現実はこんなものである。

そんな話をその先輩にしていたら、その先輩もたまにメイクを落とさず寝るらしく、その時の言い分としては「落としたらまたつけないといけない(スキンケアしないといけない)。それなら、つけたまま寝た方が肌にはいいと思う」とのことだった。正直、目から鱗だった。
美容家やメイクアップアーティストが聞いたら卒倒するかもしれないが、そういう考え方もあるのだ。
ものすごくいい話を聞いたと思った。
そしてその話を胸に、私はその日、メイクを落とさずに眠った。

そんな状態で始まった連休。
朝から元気にメイクを落とし、シャワーを浴びる。
こういう時のために、お高いクレンジングも買ってある。
女子力の高い人は、きっとこういうクレンジングはデートの前日や特別な日なんかに使うのだろう。
私は違う。少しでもダメージを軽減させるためだ。

正直、メイクを落とさずに寝たからといって肌荒れしたことがない。それは先輩も言っていた。なんならつけっぱなしで寝た方が潤っていたりする。
昔から、メイクしたまま寝る=汚れた雑巾を顔にかけて寝ているのと同じと言われていたが、そんなことは誰かが決めたことであって、それが自分にも同じことを言えるかどうかなんてわからない。
なんでもプラスに捉えるのが私の良いところだ。

そして、その日は友人の家に出向き、一日おしゃべりをして終わった。
ちなみにその日はメイクを落とすだけ落として、軽くミストだけ振って眠った。(翌朝、お風呂に入りました)

そして、2日目の休日は中学時代の友人たちとカラオケに行き、古い曲を歌いまくった。

その日の夜、鏡を見てハッと気づいた。
口の周りが乾燥している…。
これは、メイクを落とすことだけして、寝たからこうなったのでは…?
無意識に行った実験で明らかになった。

頑張って落とすところまでしてもスキンケアをしなければ乾燥する。
しかし、メイクをしたまま眠ったら乾燥せず、ツヤまで出ていた。

これは有益な情報ではないだろうか。(私にとって)

とことん疲れた日は、適当にメイクを落とすなんてことはせずに、ぜひそのまま寝てやろう。そう心に誓った。

ちなみにその日はしっかり湯船に浸かり、いつもの3倍ほどスキンケアをつけまくって眠りについた。

最後の休日である今日は、一切メイクをせず、顔も洗わず、一日中ダラダラして過ごした。
今日は珍しく、クレヨンしんちゃんだけではなく、藤原竜也主演のデスノートを観た。
松山ケンイチもいいし、戸田恵梨香は可愛すぎた。
泣く映画ではないのかもしれないが、号泣した。

そして、満足し、お風呂に入り、今に至る。

また明日から仕事が始まる。
だが、3日頑張ったら4連休だ。何をするかはあまり決めていないが、どこか一日で長距離サイクリングをしたい。
雨が降らないことを祈る。


それでは、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?