JKローリングス 「ハリーポッター」の街 【エディンバラ・スコットランド】
ドイツからスコットランドへ行って1番嬉しかったのは、英語が通じること(笑)意思疎通できるって素晴らしい!
さてさて今回は『ハリーポッター』の世界です。
エディンバラ
着陸体制に入った窓を覗くと、霧の隙間から見える茶畑の上で、空飛ぶ車か?と映画のシーンを想い出してたラテです。 テーマ曲も流れてきたような気がする(笑)
エディンバラは『ホグワーツ』まんまの世界。
JKローリングさんが創り出した世界の前と後では、街の見え方は全く違うのだと思います。
旧市街のたか〜くとんがった屋根の建物が並び、中世に迷い込んだような気がします。ハリーやハーマイオニーが上から覗いていても不思議じゃない(笑)
▶︎ダイアゴン横丁 ホントの名前はビクトリア・ストリート(map ③)
「おそらくスコットランドで1番撮影されている道だろう」と案内に書かれているのが『ビクトリア・ストリート』(Victoria Street)。JKローリングさんがここからアイデアを得て描いたとされるのが『ダイアゴン横丁』です。
ハリーが魔法の杖や本を買いに行った場所ですね。
坂の中ほどには『ハリーポッターミュージアム』があり、世界中から訪れた人で長蛇の列です。何時間待ちかなぁ〜。
①エディンバラ城
②グラスマーケット: 昔は処刑場だった谷底
③ビクトリア・ストリート: 別名 ダイアゴン横丁
④ロイヤルマイル: エディンバラ城からセント・ジャイルズ大聖堂を経て、ホーリールード宮殿まで続く真っ直ぐの道
▶︎谷底の処刑場 グラスマーケット(②)
行ってみないとわからないことってありますよね。
エディンバラ城の横には、ものすごい高低差のある谷底があるんです。
そして、そこはむかし…..処刑場でした。
この『グラスマーケット』は、簡易宿泊施設やパブ、そして市場として1477年 King James IIIの時代に開かれました。
市場として1911年まで使用されていましたが、それとともに公共の絞首刑場として1660年ごろから1784年まで使用されていました。
最後に処刑された人は、盗みの罪で捕えられたジェームス・アンドリュース(James Andrews)で、1784年2月4日に処刑された、とあります。
背中が寒くなってきた…..
▶︎魔女狩り
『魔女狩り』って聴いたことありますか?
ヨーロッパでは、15C~18Cまで4~6万人が殺されたそうです。
スコットランドでは、1563年から1736年に施行された「魔術禁止法」で4,000人が告発され、2,500人以上が処刑されたそうです。その8割は女性だったとか。この谷底で罪のない多くの人が処刑されたのですね。
宗教革命の影響に加えて、女性蔑視と同調圧力が大きく関与したのだろうと英スコットランド自治政府が話しています。
息が苦しくなってきた…..
▶︎最後の一滴 The Last Drop (②)
谷底にあるパブ、カフェやレストランの内装には、天井から首吊り用の縄がぶら下がっているお店があります。グラスマーケットの中ほどにあるここThe Las Dropも然り。
『ラスト・ドロップ』とは、死ぬ前に許された『最後の一滴』で飲み物をあたえられたという意味です。説明を読みながら、ゴックンっと唾を呑み込みました。
城までの高低差は80m以上あるそうですが、城からも絞首刑場は見えるぐらい近い場所です。
エディンバラの街は、徒歩で観光することができます。
▶︎エディンバラの駐車場
私たちはレンタカーがあったので、エディンバラ城のNCPエディンバラ・キャッスル・テラスに駐車しました。
NCPという会社は日本ではTimes?みたいな感じですかね。
アプリをダウンロードしてクレジットカードを登録すれば、入口でアプリのQRコードをスキャンするだけで入れます。
アプリ以外は受け付けてませんし、人もいません。
市内にいくつかNCPの駐車場ありますので、事前にアプリのダウンロードをオススメします。場所も空き状況も、確かアプリから探せたと思います。
値段は高いです(笑)
ユーロやポンドで払っていると、その辺はもう麻痺してきてます。
日本円に換算すると何もできなくなりそうなので、考えないようにしました。
ここは、エディンバラ城の真横にあるのに空いてました。
地元の人は高くて停めないのかもしれませんね。ただ観光するには便利な場所です。
次回は、スコットランドの英雄「ウィリアム・ウォレス」と、スコットランド女王「メアリー・スチュアート」のお話しです。
今日も良い1日を! Have a nice day!