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クリスマスの風物詩といえば4℃アリかナシか論争らしい

クリスマスが近くなるとプレゼントに『4℃はアリかナシか論争』が毎年繰り広げられていたことをわたしは今年はじめて知りました。

今年の論争は30歳女性に対して、10代から20代前半の高校生から大学生をターゲットとしたブランド商品を贈るのはいかがなものか。というものでした。
元ネタのツイートは今現在2.7万リツイートされていて、賛否両論色んな意見が飛び交っていました。

今回ポイントが何点かあると思ったので、簡単にまとめてみました。

・プレゼントをくれた相手は彼氏ではなく“友人“
・誘われたら飲みにいく程度
・貰ったのはハートネックレス(明らかにお店の定番商品)
・オルゴール付きのプレゼントBOX入り
・4℃の中でも高校生、大学生ターゲットの派生ブランド
・30歳女性の嗜好は完全無視なバレバレな買い方

「好きな人に貰ったものならなんでも嬉しいと思います。」
「彼から誕生日に同じブランドの指輪をもらったけどわたしは嬉しかった。」
「どんなものでも心から喜んでくれる女性がいい。」
「プレゼントもらうだけでも有難いのに文句を言うところがさすが独身。」

ツイート主に「お気持ちお察しします…」というコメントもある反面、結構辛辣なコメントが目立って見ているわたし(@29歳独身)でさえ胸が痛かった…。いてて。

まず、彼から同ブランドを誕生日にもらった系コメントについて思うのは、君は彼氏だよね?こちとら付き合ってもない友人男性だし(相手の気持ちは分からないからこの際一旦置いといて!)、好きな人から貰ったものなら何でも嬉しいという理論はわかるけどこの30歳女性から見てこの相手は友人であり何度も言うけど付き合っていないし、好きな人じゃないという大前提を忘れていませんか…!
むしろ彼氏だったら彼女の好みも付き合っていくうちにわかってくるはずだから、そうすればこのプレゼントチョイスは無かったのではないかと。

そのブランドがどうとか、デザインがどうとか、金額の話ではなくて、付き合っていない友人関係の30歳女性に対してその女性の趣味とは合わない10代〜20代ターゲットの定番ラインのアクセサリーのプレゼントを贈るということ自体が中々衝撃的なエピソードかなと思いました。

例えば、ブランケットを貰ったとします。
ブランケットと一口に言っても素材、サイズ、色、柄…選ぶポイントって沢山ありますよね。
わたしはピンクとか、ベージュとか明るくて柔らかい色が好き。青とか緑色は苦手だし、愛犬2匹と暮らしているからあんまり毛が長かったりニット生地のものだと爪が引っかかるかもしれないから部屋で使えません。
そういう背景を全く無視して、緑色の派手な柄でざっくりニットのブランケットを貰ったら少し複雑な気持ちになると思います。(言わないけどね。)

逆も然りで、いつもクールでモノトーンの格好良い系の女の子にフリフリのレースがついたピンクの甘々ブランケットをプレゼントしますかって話。

そういう時のヒントになるのが普段の何気ない会話だったり、その相手の服装とか持ち物とか、最近の趣味とか、好きなものとか、

結局は、相手にどれだけ興味があるか、に尽きると思います。

「女の子はアクセサリー貰ったら喜ぶよね」って言う発想は「女の子は全員スイーツが好き」に似ている気がしていて、女の子だから。という一括りで見られて選ばれてしまうその感覚。(因みにわたしはスイーツ好きじゃないです)

相手の趣味嗜好を無視して、見当外れの自分の好み全開で選んだプレゼントは独り善がりの押し付けになってしまうんじゃないかな。

うーん、プレゼントって難しいね!

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