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フラココTV Vol.1

フラメンコにみえる動きをつかみたい。フラメンコにみえるように踊りたい。フラメンコの魅力やコツについてお伝えします。

    • 今しかできないこと

      「もっとお金があったらな~」などの願望は、きっとありふれたものであろうが、お金がどんなにあっても買えないものの方が、人生において遥かに大切なのである。 お金がどんなにあっても、「時」は買えない。あの頃に戻りたいなんて思っても、それはできないことだし、「時間が足りないよ!」と焦ったところでこちらも買うことはできない。 今のところ、時が逆に進む世界はなく、我々は日に日に歳をとっていく。「本当に歳だけはとりたくないね。」と、その昔周囲の大人たちが言っていた意味が、今になって痛い

      • 身体のメンテナンスを

        以前習っていたピアノの先生から 「ピアニストは××してね。」 とのご指導を受けたことがあった。 「こちらは単なる趣味のつもりだし、そんなこと言われても…。」 というのが正直な感想だった。 しかし、最近この先生の言葉の意味が解るようになった。 逆に、今になって私がフラメンコの生徒さんにも、同じことを言いたい気分だ。 「バイラオーラは、しっかり身体のメンテナンスをして来てください。」 きっと、皆さんの中にも、趣味だし、そこまで考えてないし、そんなつもりじゃないよ…

        • 整えるということ

          練習用のシューズもだいぶ傷んできた。 一昨年の冬に修理に出したのだが、またメンテナンスに出さないとならない。 道具を整えるとか、自分自身のメンテナンスをする大切さを思うとき、必ず一つの出来事が思い出される。 以前、ある本番を迎えようとしていたとき、季節は冬だった。それもあって、私の唇はカサカサだった。そして、先輩から小声で耳打ちをするように「ちゃんとお手入れしなきゃダメでしょ。」と言われた。 当時の私は、なりふり構わずに練習に打ち込むことこそが、正しいと解釈していて、カ

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          【後編】教える目

          私はよく生徒さんから「グループレッスンなのに、一人ひとり見てくれますね」と言われる。性格か特技か分からないけれど、10人ぐらいまではひとりずつの様子まで見えてしまう目を持っている。 これが、幸か不幸かは微妙で、いわゆる「見えすぎて辛い」のかもしれない。なので、ストレッチ運動一つとっても、間違った状態でグイグイやってしまうタイプの人が放っておけず、気になってしまう。 自分の中で一番罪深いと思えるのが、間違った状態のまま進んでしまっている状態の受講者を放置すること。ケガにつな

          【後編】教える目

          【前編】教わる目

          最近、私自身がハマっているものがあって、2種類の教室に行っている。 一つは、マンツーマンの個人レッスンで、私自身のことをよく見てくださって解決方法に導いてくれる先生。もうひとつはいわゆるグループレッスン。グループレッスンでは、当然のことながら先生にはそんなに見てもらえない。でも、このグループレッスンにも充実したものがあって、それはいわゆる「人の目」。他人の目なのである。辛い場面でも、隣の人が平然とやってのけると、「自分もできる!」「もうひと踏ん張り!」と思えるのだ。 後者

          【前編】教わる目

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          フラメンコ発表会「青の世界」ダイジェスト動画

          2020年8月9日(日) クリエート浜松2Fホール RosarioCatalina80フラメンコスタジオの発表会のダイジェスト動画。 第1部 「色のある世界」   オープニング Fandangos de Huelva(ファンダンゴス)        ・ Tango de Malaga(タンゴデマラガ)        ・ Rondeña(ロンデーニャ)        ・ Rumbas(ルンバ) 第2部「青の世界」        ・ Garrotin(ガロティン)        ・ Solea(ソレア)        ・ Caña(カーニャ)        ・ Farruca(ファルーカ)        ・ Alegrias(アレグリアス)

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          【レッスン動画紹介】豊橋初級①クラス2021年2月4日

          RosarioCatalina80フラメンコスタジオ。豊橋教室の初級①クラスの様子です。

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          フラメンコギター挑戦動画「Vol.2 2020年7月の宿題」

          40代の手の小さい女性が、一念発起してフラメンコギターに挑戦します。

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          エレクトーンと私

          子供の頃に習っていて、今いちばん役に立っている習い事は、エレクトーンだと思う。 ピアノのレッスンではあまり習わないコードの勉強がある。 私は7級までしかやっていないので、SUS4が出てきたところで止めてしまっているのだが、今思えばもっと進めておけばよかった。 コード付けは必須で、その際に「どこを通る」という言い方をする。この「どこを通る」で、音の色が変わる。 今年からフラメンコギターを習い始めた。Fコードも、単純なFではなくフラメンコのFがあることを知り、そのFを弾く

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          コロナ禍における舞台

          発表会が終わったあとの、私の第一声は 「このコロナはいつまで続くのだろう?」だった。 発表会の2週間前に浜松市内でのクラスター騒ぎが起き、 開催をすべきか否か、観客をいれるべきか否かで、 相当判断に悩まされ、 もちろん出演者の安全確保について考えるたび、 毎日、針の山の上を歩いているような感覚だった。 そして、終了後の2週間はコロナの感染報告が上がって来ないか? の心配が残った。 結果的に「やって良かった」 発表会というお尻に火が付いた状態で、 できない

          コロナ禍における舞台

          解らない世界

          ごあいさつ (フラメンコ発表会のごあいさつ文です) 新型コロナウイルスの存在に右往左往する毎日を過ごしていることは、ご周知のとおりかと思います。 私が今回のテーマにしたかったのは、「解らない世界」です。 科学技術が発達し、最先端の技術を謳歌したような社会に暮らしている中で、今のわたし達が直面しているのは「解らない」ということです。 結局のところ、現時点ではコロナウイルスへの対処方法の正解も分からず、 このウイルスの正体も分かっていないことです。 豊橋へ向かう途中で

          解らない世界

          フラメンコ発表会 後記①

          自粛期間中に、哲学の本に出会い、 哲学をもっと勉強したいと思っているので、 今後、この教室は哲学的になっていくと思います。 哲学ってなにか?と言われても、 抽象的にすら答えられないのだけど、 まずは「自分を知る」ということが 人生の大きなテーマなのは、言うまでもないことです。 3人が同じ色の衣装で同じ振付を踊っていても、 三者三様に見えるのは、なぜでしょう?

          フラメンコ発表会 後記①

          フラメンコの目標

          懸念材料であった発表会も、やっとの思いで終えることができました。 そして、今後のなりたい自分や、理想とするものが、段々と浮かんできました。 よく一流のアルティスタ達が口にする「フラメンコに対する畏敬の念」。 これが私には足りてなかったことが、今になってようやく解りました。 要するに「雑に取り扱わない」こと。 音楽をやってない人には、演奏家はただ気持ち良く演奏しているように見えます。 きっと元々上手い人なんだろうと思ってしまいます。 しかし、私はピアノのレッスンで

          フラメンコの目標

          どのぐらいゼスプリCMが好きか

          私が、どのぐらいゼスプリCMを好きなのかについて、力説させていただきたい。いちばん好きなのは、この写真のシーン。 調子良くランニングを始めたキウイブラザーズが、10分後にはヘトヘトになってしまう。 どうしてこのシーンが好きかというと、自分に正直だから。ここで歩きたくなるけど、やせ我慢をして走るのを止めるのを踏み止まってしまうところを、ヘトヘトな姿をしっかり見せているところ。 所詮、人間なんてこんなモノです。 「簡単にできる」と思っていることって、自分の思い過ごしで、実

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          バタデコーラ

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