ノンフィクションだからこその衝撃の結末。(感想:マイケル・フィンケル「美術泥棒」)
マイケル・フィンケル著「美術泥棒」を読みました。
この本を知ったきっかけは積読チャンネルというYouTube動画です。
面白おかしく時々うんちくを交えながら様々な本を紹介するこのチャンネルで紹介され、まんまと購入しました。
今回はこの「美術泥棒」について、ネタバレを交えながら書いていきます。
美術品に魅入られてしまったブライトヴィーザーという青年が欧州各地の美術館から様々な美術品を盗み出した事件についてのノンフィクションですが、余りにも現実離れしすぎていて小説を読んでいるかのような感覚になるのですが、最後まで読むと少しそのことにゾッとします。
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