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フォークで食べたい妹と髪の毛におびえる妹

りおし

１週間の滞在を経て、妹たちが実家に帰っていった。最後の2日間は連休をとって一緒にドライブして、とて楽しい時間だった。

この１週間一緒に過ごしてみて、初めて妹のギブ力(ギブりょく)に気づいた。

わたしは、ギブ＝奉仕だと思っている。
奉仕というと少し聞こえが悪い気がするけど、『私たちはできていないが、成功者はやっている52のこと』を読んだ印象が「成功者は奉仕しまくっている」なので、奉仕しないと望む未来は手に入らない、と思っている。

じゃあ具体的にギブってなんなの？と言われるとこんな感じ。
・感想伝える
・応援する
・紹介する
・商品やサービスを買う など

これらに当てはまってなくても、相手が「ありがとう」と思ったらギブだと思う。

今までも妹はギブをしてくれていたと思う。だけど、今回初めてギブに気づくことができた。

気づけたのは、わたしがギブを意識していたからだと思う。

おうち秘書サロン(オンライン秘書としての「コミュニケーション力」と「発信力」を育てる)に入会してから、「ギブてなに？」とわたし自身が思ったからこそギブに気づけた。

気づけるってすごいことだよね。意識してなかったら、これからもスルーしてたんだから。


「フォークで食べたい妹のギブ力」は、弁当にスプーンとフォークが入っていたこと。
スプーンで全部食べられるのに、フォークまで入っていた。わたしは大ざっばなので、スプーンだけで食べたけど、「気が利く妹だな〜」と思うと同時に「これがギブ力か！！」と思った。


「髪の毛におびえる妹」は、部屋の髪の毛を掃除してくれていたらしい。
残念ながら、「フォークで食べたい妹」の証言のもと確信したのだけど笑

1人暮らしの家は、髪の毛と埃が目立つ！しかも家具をあまり置いていいないので、余計に目立つ。

3人で１週間も暮らすと「相当部屋汚くなるな〜」と思っていたけど、予想に反して部屋がきれい。
妹たちが掃除するわけないと思って「あんま髪の毛抜けないのかな？」と考えていたが、ゴキブリにおそれてちゃんと掃除をしてくれてたらしい笑

わたしの家では蚊さえ見ないのがウリなんだけど、
実家でゴキブリを目撃しまくって、おまけに友だちからは「ゴキブリは髪の毛も栄養にしていて、排水溝も上がってくる。試しに、排水溝にサランラップをかけといたら大量にゴキブリがかかった」と言う考えただけでおそろしい光景にビビって、髪の毛を中心に掃除をしてくれてた。
(わたしもこまめに髪の毛は処理しようと決めた)

汚い部屋は嫌だなと言うわたしの想いと、ゴキブリを見たくない妹の想いが、ちょうど噛み合って「髪の毛におびえる妹」のギブは成立した。

ギブは結論が同じなら思惑が違ってもいい、ということに気づけた出来事だった。

終わりかたがわからなくなったので、おわり。


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