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アートアクアリウムを観に行ったら、日本橋に用事ができた。
アートアクアリウムに行った。
アートや美術館、個展とか、去年のわたしには無関係な話で自ら展示会に行くなんて想像すらできない。
それが今は自分から行くとは感慨深いね。芸術に触れたくなるのは年齢もあるのかもしれないけど、やっぱ推しの存在がでかいな〜。推しの個展に行ってからアート欲はむくむくと育っている。
今回行ったアートアクアリウム、なんと15周年なんだそう。コロナの影響で当初の予定とはズレたみたいだけど、ここで出会えたのは運だよね。
空いてる時間を狙って平日の昼に行ったんだけど、けっこう人がいてびっくりした。それでも満足感が強いのは、1人でゆったりと見れたからだと思う。
入ってすぐの金魚の歴史とか読んだりして、初めて金魚は観賞用のために人工的に作られたものだと知ったし、その歴史は中国からだとも知った。
今日までの軌跡のポスターもじっくり見たりして、いよいよ、アートアクアリウムスタート。
ブースに入るごとに「おっ!」てなるのがおもしろかった。「おっ。ここはこんな感じか〜」と感動が生まれる。
1番のお気に入りは、着物(浴衣かもしれん)のブース。
リアル金魚で金魚模様を魅せているのがおもしろかった。デジタルと融合して着物の色も変わるし、それに合わせて金魚の見え方も変わる。
わたしは着物が白色のときが、金魚がより映えて好きだったな。
あとは、江戸時代の金魚の鑑賞方法を擬似体験できたのがおもしろかった。
ガラスの水槽を天井に作って見ていたらしく、「へ〜江戸時代はこんな風に金魚を見てたんか」と教科書にも載っていないことを知れたし、体験できたのが新鮮だった。
おみくじの思い出もできた。
普段はやらないんだけど、100円でできたのでせっかくだからとやってみた。
結びつけるのも初めてやってみたんだけど、力加減わからんくて2回も破った笑
もう持って帰ろうかとも思ったけど、意地で結びつけてやったよ。
自分の心ゆくまま、好きなペースで見ながら「わたしはなんで観に来たんだろう」と思った。
アートアクアリウムは、金魚と和、デジタルアートの融合。
わたしは突出して金魚が好きなわけでも、和に思い入れがあるわけでも、デジタルアートに興味があるわけでもない。
だけど、ポスターを駅でちらっと見かけて、観にいくことを決めた。
今思うとアートアクアリウムに興味を持った瞬間だったのだろう。
好きになったものが知らなかった世界を魅せて、世界が広がっていくのが好きなんだと思う。
好意を持っているからこそ、違う考え方も受け入れられるしね。
アートアクアリウムはとっても楽しかった。
なんと日本橋には常設もされているらしいので、東京に行ったときはぜったいに行ってみようと思う。
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