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  • ChatGPT(とか)未来ツールがやってきた!

    ジェネレーティブAIであるChatGPTを中心に、その動向を広く浅く、そして超個人的に、超独善的にレポート報告をしています。AIについて、わくわくが止まらない方向けとなります。

最近の記事

毎日イラレさん:複数オブジェクトをまとめて貫通させる3つの方法

まとめてぶち抜きたいー!Illustratorでオブジェクトに穴を空けたい場合、1個だけなら複合パスで実現できることはよく知られています。それでは、複数のオブジェクトを対象にまとめて穴を貫通させる方法はあるでしょうか? たとえば、次図のように四角形、円形、星形のオブジェクトが重なっている場合であれば、星形で円形と四角形の両方に一気に穴を空ける方法です。 複合パスを使って1個ずつ個別に穴を空ける(今回ならば、星と円、星と四角の2回に分けて処理する)方法はあります。しかし、そ

    • 蜂の巣の不思議な幾何学(2):五角形と七角形の法則性

      まさかの記事の続きを書く日がくるとは!以前次の記事を書きました。 簡単に説明すると、蜂の作る部屋は通常六角形なのに、少し大きな女王蜂の幼虫の部屋が存在すると、五角形と七角形の変形部屋が作られる、というものです。 具体的には次の図のような構造になっています。 上が小さい部屋で、下が大きい部屋。これが1/4対1/3の対応になっているときに、蜂さんがクッションのような部屋として五角形(赤)部屋と七角形(緑)部屋を作るという、今見ても不思議不思議な現象です。なんでこうなるの?

      • ChatGPTが無反応で困惑な件→対処法

        ChatGPTがウンともスンとも2023年3月8日からだと思いますが、ChatGPTに何を打ち込んでも、まったくの無反応というとんでもない事態になりました。すでにChatGPTなしには成り立たない生活&仕事だったので、これには途方に暮れてしましました。 とはいえ、数時間待てば解消されるのではないかと思っていましたが、どれだけ待っても改善されませんし、Open AIからの何らかの告知もありません。翌3月9日になっても何も解決しないので本気で対応策を探したところ、Xに情報が載っ

        • 蜂の巣の不思議な幾何学:自然の中の五角形と七角形の秘密

          六角形の幾何学サイエンス「サイエンスZERO」で「自然の中の六角形に注目する」という、気になるテーマの回がありました。 NHK「自然が愛する“六角形”! 偶然? 必然?」 その中で特に興味を持ったのは「「ハチの巣」実は五角形と七角形がカギだった!?」という研究結果。 蜂の巣の六角形の部屋というと、全部同じサイズかと思いきや、女王バチの幼虫のための部屋については、通常サイズより大きいのだとか。つまり、一つの鉢の巣の中で、ほとんどの部屋は通常サイズなのだけど、女王バチの幼虫

        毎日イラレさん:複数オブジェクトをまとめて貫通させる3つの方法

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        • ChatGPT(とか)未来ツールがやってきた!
          30本

        記事

          Adobe Fireflyがついに解禁&初のベクター系画像生成ツールRecraftが、まじヤバい!

          画像生成系AIに衝撃のニュース!絵を描くのはあまり得意ではない私としては、画像生成系AIにも興味あり。これまでにも、いくつか試してみてはいるのすが、ついに本命Adobeが画像生成AI「Firefly(ファイアーフライ)」を追加したというので軽く使ってみました。 それからもう1つ。ベクター(ドロー)系画像生成ツール「Recraft(リクラフト)」が公開されてます。画像素材としてベクターデータはとても便利なので、これは「とうとうきたか」という感じです。 大本命「Adobe F

          Adobe Fireflyがついに解禁&初のベクター系画像生成ツールRecraftが、まじヤバい!

          第1回 生成系AIオリンピック開催:円周率生成勝負

          生成系AIオリンピックを開催します世の中を震撼させている生成系AIといえば、ChatGPT……だけでなく、Bing AIやGoogle Bardなど、他にもいろいろあります。そして、人の能力がそれぞれ違うように、AIの能力にも差があります。 そこで、一般公開されていて、比較的誰でも使えるAIを対象に、同じテンプレートを与えて、どんな回答が得られるのかを比較する「生成系AIオリンピック」を開催します。これによって各AIの個性や魅力までも掘り下げます。 今回出場してもらうAI

          第1回 生成系AIオリンピック開催:円周率生成勝負

          AI高速化による30年後の未来はどんな光景?

          AIの応答速度はかつての〇〇の速度ChatGPTは、おしゃべりの相手としては恰好の相手ですが、応答の速度は、お世辞にも早いとはいえないですよね。 そして、長~いことネットをやっている人には、この速度に見覚えがあったりします。それは何かというと、 パソコン通信 でございます。今使っているインターネットは、世界に張り巡らされたネットに接続していますが、その前は、企業や個人が運営していたサーバーに接続するという、とても小規模なネットに接続しておりました。。 そして、パソコン

          AI高速化による30年後の未来はどんな光景?

          ChatGPTチート紹介:Continue generatingボタンを自動で押してくれる機能拡張が地味に便利な件

          「Continue generating」ボタン最高!ChatGPTとの会話で、回答が長いと出てくる「Continue generating」(生成続行)ボタンですが、ほんの小さなUI(ユーザインタフェース)の改善とはいえ、これほど役立つボタンはありません。 私にとっても、この喜びはひとしおで、即記事にさせていただきました。 以前は、回答がすべて完了したのかどうかについて、「文章が断ち切れになっている」ことからしか判断できませんした。 そして、そんなときには、とりあえず

          ChatGPTチート紹介:Continue generatingボタンを自動で押してくれる機能拡張が地味に便利な件

          なんでそんなことも知らないの?この言葉からChatGPTがあなたを救う-論-

          知らないことっていけないこと?会話をする上で、絶対に言ってはいけない言葉があります。それが、 なんでそんなことも知らないの? です。この言葉を、いとも簡単に使う人がいますが、どれだけ頑張っても人間の知識量なんてたかが知れたものなのに。 例えばIT業界。ネットワークの知識、プログラミング言語の知識、様々なツールの知識、様々なシステムの知識、マーケティングの知識、などなど。これらを全部把握してる人なんているはずがありません。せいぜい極めても2つ3つです。 人の知識には偏り

          なんでそんなことも知らないの?この言葉からChatGPTがあなたを救う-論-

          ChatGPTノーコーディング部:ChatGPT+Pythonでゲームが簡単に作れて笑う

          ChatGPT+Pytion最強伝説は本当だったもはや簡単なマクロぐらいしか作れない私でありますが、ChatGPTがコードを吐くというので、最近またプログラミング的なことをチョイチョイと試しております。 たとえばこんなの。お恥ずかしい限りです。 それで、ChatGPTのコード生成能力ってやっぱりすごい感じがジワジワしてきたので、とりあえず目の前のPython環境で、ゲームプログラムなんかを作ってみることにしました。 とはいえ、どうしたらいいかさっぱりわからないので、Ch

          ChatGPTノーコーディング部:ChatGPT+Pythonでゲームが簡単に作れて笑う

          会話の共有を手軽に! ChatGPTの新機能『Shared Link』(リンク共有)で会話を一般公開しよう!

          ChatGPTの会話をまるっと公開突然、ChatGPTの画面に「Share a Link to this chat(このチャットへのリンクを共有する)」というメッセージが表示されました。 日進月歩がすさまじいAIですが、またもやChatGPTに新機能が追加されたようです。 それが、 Shared Link(共有リンク)機能 です。 何かといえば、チャットルームを一般公開するために、共有リンクを生成する機能です。つまり、これを使えば、 会話を一般公開できる という

          会話の共有を手軽に! ChatGPTの新機能『Shared Link』(リンク共有)で会話を一般公開しよう!

          ChatGPTプログラミング:MSX BASIC編

          8ビットパソコンが俺を呼ぶ!今回は、ちょっとマニアックな路線です。 ChatGPTが、MSX BASICのコードを生成できるか試しました。 MSXは、マイクロソフトとアスキーが提携して1983年から登場した8ビットパソコンです。用途は、プログラミング学習とゲームといったところです。果たして、こんな昔のパソコンのコードが生成できるのでしょうかね。 SCREENモード3というのは、MSXの中でも特殊な画面モードなので、要求としてはちょっと意地悪かもしれません。 それはとも

          ChatGPTプログラミング:MSX BASIC編

          ChatGPTにリズムを与える!マークダウン記法プロンプトとCMS連携

          ChatGPTの出力を書式化するプロンプトChatGPTで文章を生成すると、通常は、あまり抑揚のない平坦な文章になりがちです。もっとメリハリのついた文章を生成したいときには、マークダウン記法を指示します。具体的なプロンプトが次です。 最初は「マークダウン記法で出力してください」とシンプルなものだったのですが、それだとちょっと指示として弱い感じがするので、何を入れてほしいか明確にしてみたのが上記となります。 次が実際例です。大見出し、中見出し、箇条書き、表、コードといった書

          ChatGPTにリズムを与える!マークダウン記法プロンプトとCMS連携

          ChatGPTがWebブラウジング機能を新搭載し、最新情報がジェネレート(追記あり)

          念願のウェブブラウジング機能が搭載ChatGPTのウィークポイントの一つとされるのが、2021年までの情報でしか学習していないため、最新情報に疎いことです。 有名な質問に「日本の総理大臣は誰?」がありますが、これについては、答えてくれないか、過去の総理大臣の名前を出すかです。 それに対して「Bing」や「Google Bard」は、検索エンジンである強みを生かし、最新の情報にも対応するように調整されています。 こうした事態に甘んじているわけにはいかない、というわけで、C

          ChatGPTがWebブラウジング機能を新搭載し、最新情報がジェネレート(追記あり)

          ChatGPT APIノーコーディング4:短期記憶とマルチターンで人間味が増した件

          短期記憶があるとないとじゃ大違い3回にわたり続けてきた、ノーコーディングでOpenAIが提供しているAPIを利用するチャレンジの4回目です。 前回、gpt-3.5-turboで採用されているマルチターンというリクエスト方法について、 ことが判明したので、これを試してみました。 そもそも、ChatGPTでは、同じチャットルームであれば、前の質問と回答をを覚えてくれています。これによって、次のような会話が成立します。 User:日本で一番高い山はどこですか?ChatGPT

          ChatGPT APIノーコーディング4:短期記憶とマルチターンで人間味が増した件

          ChatGPT APIノーコーディング3:ターボは使い方が違ってた件

          これまで2回にわたり、私自身はノーコーディングで、APIを直接利用するコードを作成してきました。ところが…なんと…! ここで使用していたAPIであるtext-davinci-003エンジンは、すでに過去のものとなりつつあるようです。それが何かというと、 gpt-3.5-turboエンジン という新バージョン。このターボのいいところはというと、 利用料がtext-davinci-003エンジンに比べて10分の1ほど安い 最新版が更新され続けている WebサービスのC

          ChatGPT APIノーコーディング3:ターボは使い方が違ってた件