映画と音楽とおいしいもの、あとはタータンチェックの雑貨が好きです 会計士を目指してい…

映画と音楽とおいしいもの、あとはタータンチェックの雑貨が好きです 会計士を目指しています

マガジン

  • 妄想紙

    • 427本

    長岡ゼミのnoteマガジンです。 Vol.1、Vol.2、と定期的に文章を投稿していきます。

  • F&N

    • 83本

    F&Nは長岡研究室で発刊しているマガジンです。 Foot&Networkの略であり、半年間の活動で出会った人や活動について紹介していきます。これまでは冊子の印刷をしていましたが、オンラインでの発刊を行います。

  • 書いて、とりあえずしまっておきます。たまに出して直します。

  • 大学生の原稿用紙1枚映画(館)日記

    大学3年生が勉強と学校の合間を縫って書く、原稿用紙1枚分400字の映画紹介です。 拙いですが大好きな映画の魅力を伝えられたら嬉しいです!学びながら楽しく書きます🖋 短めなので息抜きにふらっと読みにきてください☺︎

最近の記事

また来られる場所

子どもの居場所でボランティアをしている。色々な関係であまり詳しくは書けないが、ざっくり説明すると面接などがある登録制で、週一回の数時間子どもたちと過ごす、どちらかといえばクローズドな場所だ。勉強、ゲーム、ただぼーっとするだけ……なんでもできる。 この間の金曜日も参加したのだが、いつもの子たちに加え久しぶりに見る顔があった。小学校を卒業したばかりのAちゃんだ。Aちゃんはコミュニケーションが苦手だと自分で言っていた。確かに、見る限りは人の話を聞かないままに自分の話したいことがど

    • 追いつけない

      久しぶりの、そして1人では初めての帰省だった。 着飾ることが大好きだった祖母は、出掛ける時イヤリングをつけなかった。口を大きく開けたくしゃっとした笑顔は、心なしか減っていた。 前は私の写真をひたすら撮ってくれた祖父は、自分の部屋から出なくなっていた。写真は撮れず、耳が遠いために話すことも少しだけしかできなかった。 小さい頃からお世話になっている洋食屋のマスターは、私の顔を覚えていなかったみたいで挨拶ができなかった。祖母にお釣りを渡す手は震えていた。 なんとなく仕方ない

      • 気持ちをゼロにしない[Footwork & Network vol.25]

         2023年6月29日、カフェゼミ#57が渋谷ヒカリエの8階のイベントスペースで行われました。私にとってはこのカフェゼミが、春学期初めての本格的なゼミの活動でした。そして昨年とは違って、渋谷の中心にある大きな会場で開催するのも初めて……。準備の段階からずっと緊張していたのですが、当日同じテーブルである方とお話ししたことで、その緊張が少しほぐれました。そのある方とは、この記事で紹介する佐々木彩子さんです。 話し足りずに再チャンス 先述のように、カフェゼミで同テーブルだった佐

        • 枠から、ちょっとだけ外へ

          何かを選ぶ時、それがテーマにうまく沿っているかは、あまり大事ではない気がしている。私が特に思うのは、BGMを選ぶ時。テーマが英国なら、英国の曲をかければ、確かに雰囲気に一体感が出る。でも、あえてテーマとは違うかもしれなくても、沢山の人が知っている曲をかけてみる。そうすれば、お店で、街中で自分の知っている曲が聴けた時のあのちょっとしたワクワクを、感じることができる気がする。その後、歩く時にスキップしたくなるような、誰かと話したくなるような、何かを後押しする高揚感。これは音楽だけ

        また来られる場所

        マガジン

        • 妄想紙
          427本
        • F&N
          83本
        • 2本
        • 大学生の原稿用紙1枚映画(館)日記
          0本

        記事

          できるだけ、できたてでそのまま

          弁護士の立場から、創作活動を行う人々を支える水野祐さんの「どうやったら、複雑なものを複雑なまま伝えられるか」という言葉。これは、私が最近忘れかけていたことだと感じた。何かを削ぎ落として簡潔に伝える能力は、確かに大事で時には必要だ。しかし、それが人に伝えるものだとしたら、その削ぎ落とした一言で、誰かが疎外感を感じ、傷つくかもしれない。これからは、今よりもっと自分の文章が身内だけでなくさまざまな人に読まれる時代になるだろう。そうなれば、(この文章もだが)制約がある中でどこまで対象

          できるだけ、できたてでそのまま

          いつでもいける

          先日、ワークショップデザイナーの元木さんをお招きし、春学期の総括を行った。その中で、自分を構成してきたものを5つ書き出した。それらは後からもう一度眺めると、どれも車で流れていた音楽や初めて観た映画など、<感じる>ことに焦点を当てたものが多かった。私は、何かを行う時好奇心で動きたいと思いつつ、いつもリスクを避けるために一回寝かせたり、様々なケースを挙げてみたりする。とにかく<考えて>しまう。それがコンプレックスで、私は直感で動くなんて無理なのではないかと思っていた。しかし、この

          いつでもいける